2018年9月28日金曜日

【遠征メモ】パナソニックスタジアム吹田観戦 (3回目)


■経路
東京から新大阪までのぞみ自由席。
エルタナ、Boulangerie P&B、George Bagelの順に回ってベーグル購入。
昼食はオムライス。
過去2回は茨木駅からレンタサイクルでスタジアムまで向かっていたが今年は初めてモノレールを利用。
千里中央駅での乗り換えはかなり時間がかかった。

■席
カテゴリー5上層バック。
かなり後方でかなりの傾斜。
だが選手の姿はよく見えた。

■飲食
浪花オムライス
浪花オムライス 1500円

エルタナ
プレーン 180円
シナモンレーズン 180円

Boulangerie P&B
プレーンベーグル(写真、値段忘れ)

George Bagel
プレーン 200円

うどん 兎麦
(確か)生醤油定食 780円

2018年9月13日木曜日

2018 J1リーグ 第14節 サガン鳥栖戦

スターティングメンバー

■ベストプレーヤー
槙野智章
得点できなかった以上前の選手にMOMは与えられないので守備陣の中からこの日一番目立った活躍をした槙野をMOMに選出。
前半は主にロングフィードの空中戦で勝ちまくり、後半はイバルボを完封しシュートゼロに抑え込んだ。
浦和のエースキラーとして身体能力の高さを如何なく発揮した。
一方攻撃面はフィードの質がいまいちだった。
次点で遠藤。
槙野と対照的に決定的なロングフィードを前半だけで2本供給した遠藤は攻守に貢献した。

■ワーストプレーヤー
興梠慎三
ゴールを割れなかった責任をエース一人に負わせたいというわけではなくこの日の興梠は単純にミスが多かった。
確かに13連戦という過酷なスケジュールではあるものの興梠はカップ戦はベンチ入りすらしていないのにミッドウィークにフル出場している槙野があれだけのパフォーマンスを見せているのだから疲労を言い訳にはできない。
43分の遠藤のロングフィードと71分マルティノスのスルーパスのどちらかだけでも何とかモノにできなかったものか…。
次点はマルティノス。
先に挙げたスルーパス以外良い所無し。

■総評箇条書き
  • 8分、敵陣センターサークル右から遠藤のロングフィード、これを鳥栖最終ラインの柏木が胸でエリア内の興梠へ落とす、左足のワントラップでボールの勢いを殺しそのまま柏木へと繋げる、落とした後右へスライドしていた柏木が左足のワントラップからシュート体勢に入るもチョンスンヒョンのブロックによりシュートは打てず
  • 鳥栖は前半からレッズの最終ラインに前からプレスをかけていてレッズは序盤からビルドアップに苦労していた
  • この日の橋岡は吉田とマッチアップ、いつも思うが橋岡だけタスク重すぎやしないだろうか
  • 31分、左サイド深い位置から宇賀神がクロスを上げ中で興梠が橋岡へ落とすも吉田にクリアされる
  • 32分、またも左サイドから宇賀神によるアーリークロス、ファーサイドの武藤が頭で折り返し柏木が頭で突っ込むもチョンスンヒョンにクリアされる
  • 33分、裏抜けに成功した橋岡が右サイド深い位置からダイレクトでクロスを上げニアに詰めた武藤が頭で合わせるも競ったキムミンヒョクに当たりボールは枠を捉えられない
  • この3本はどれも質の高いクロスから、そしてどれも違うパターンから供給されていてこの時間帯のレッズの攻撃は多彩だった
  • 空中戦での勝利、からのマイボール率が高く単純なロングフィードによるカウンターをレッズ守備陣は許さなかった
  • 軽いボディコンタクト程度では笛を吹かない主審で流れがスムーズで見易かった
  • 鳥栖のシュート数をゼロに抑えたことからも前半はレッズが一方的に攻め続けたが決定機らしい決定機は少なめ
  • 49分、自陣ミドルサード右から遠藤が長い楔の縦パスを入れる、武藤がワンタッチで右の長澤へ合わせるもマークしていた原川がカット、浮き球で戻ったボールをチョンスンヒョンが頭で押し返すと橋岡が先に拾いダイレクトで長澤へ縦パス、前を向いた長澤はハーフスペースの柏木へ出す、柏木のレイオフで武藤がダイレクトで左足のミドルシュートを放つもボールはGK正面で権田のパンチングにより弾き出される
  • 51分、右サイド深い位置から橋岡のスローイン、武藤が受け縦に仕掛けるも原川を振り切れずターンしてから青木へ出す、ペナルティエリアを斜めに抉りゴールライン際でマイナスのショートパスを柏木の足元へ、右足のダイレクトで合わせるもキムミンヒョクのブロックによりクリアされる
  • そのクリアボールを武藤が拾って右ハーフスペースの橋岡へ戻す、すぐに吉田がチェックに行くとフォローに来た長澤に出す、原川と吉田に挟まれながら2人を吹き飛ばすように抜け出し先程の青木とほぼ同じ位置からニアに飛び込んだ青木に合わせようとするがキムミンヒョクによってクリアされる
  • 54分、右サイド深い位置から橋岡のスローイン、エリア内ハーフスペースの長澤へ出す、ゴールに背を向けたまま中へ移動しマーカーに奪われそうになりながらペナルティアーク右の武藤へパス、中へ移動したことにより長澤に鳥栖の選手が引っ張られスローインを受けた位置にスペースが生まれる、そこに柏木が待ち構え武藤が浮き球のスルーパスを出すもオフサイド
  • 後半開始早々レッズは立て続けに分厚い攻めを繰り返した
  • 後半に武藤が何度か見せた狭い中から浮き球のスルーパスが効果的で「武藤それ出来たの?」って思った
  • 鳥栖がイバルボ投入、レッズがマルティノス投入したあたりからレッズは効果的な攻めが減り試合は膠着状態に
  • この日の鳥栖の選手の中ではおそらくはイバルボ以上に脅威となった吉田を相手に橋岡は五分以上に渡り合ったというのに、マルティノスを投入し橋岡のポジションに配置するとマルティノスは吉田に全敗、これは完全にオリヴェイラ監督の失策
  • レッズの攻撃が停滞した終盤、何度かカウンターのチャンスを作られかけたが槙野やマウリシオの驚異的な集中力で未然に阻止
  • 90分通して鳥栖のCKはたったの1本、ボックス内でのシュートも1本、外からも1本とほぼレッズが支配した試合だったがレッズも鳥栖の守備を崩し切るまでには至らず最後までゴールを割れなかった
  • 豊田といいキムミンヒョクといい、マウスガードを付けるのは鳥栖の伝統?
<参考>
http://www.soccerdigestweb.com/news/detail/id=40290

2018年9月8日土曜日

2018 J1リーグ 第11節 湘南ベルマーレ戦

スターティングメンバー

■1失点目
前半29分。
自陣左サイドで柏木が最終ラインからのボールをフリックするも誰にも合わずボールロスト。
こぼれ球を山根が拾いゆっくり時間をかける。
その間にミキッチが(レッズの)左サイドを駆け上がり裏を狙う。
この時菊池がミキッチにも付かずパスコースも消せず非常に中途半端なポジショニングであっさりにミキッチに裏を取られる失態。
見事に抜け出したミキッチはゴールライン際で中へグラウンダーの折り返しを入れるとフリーで詰めた石川が右足で冷静にゴール。
菊池はこの試合からリーグ戦で10試合出番から遠ざかった。

■ベストプレーヤー
アンドリューナバウト
ワイドに開いて裏を狙う走り、ボールサイドに顔を出し味方のフォローなど、その体つきとは裏腹にかなり気の利いたプレーで攻撃を牽引した。
とにかく彼が投入されて以後のレッズの攻撃時には常にどこかでボールに絡む彼の姿があった。
欲を言えば、ボールを貰って即リターンという場面も複数見られたためもう少し積極的に自らシュートを打っていってもよいのでは、とも思った。
一度も打たなかった訳ではないのであくまで状況を見たうえでの判断なのかもしれないが。
次点でこの日何度も決定的なパスを通した柏木。
(失点のきっかけにもなった前半のボールロストは反省していただきたいが・・・)

■ワーストプレーヤー
長澤和輝
スタメンを外れベンチスタートになったこと自体どこか体の不調を訴えてのことだったのだろうか?
などと、いらぬ勘繰りをしてしまうほどこの日の長澤のパフォーマンスは精彩を欠いた。
中を見ず闇雲に上げるクロスや、持ちすぎてボールロストするなどどこか余裕がない。
本当に不調なら出るべきではないし、そうでないなら後半だけであの出来では今後の起用も考え直すべきレベル。
次点で何度もデュエルに負けボールを奪われた橋岡。
攻撃時全くボールに絡めず失点シーンで致命的なミスを犯した菊池も同じく低調。

■総評箇条書き
  • 序盤から湘南はかなり前からプレスに来た
  • 攻撃時は幅をかなり広く使ってサイドチェンジを織り交ぜレッズの守備を左右に揺さぶった
  • 14分、西川のグラウンダーのスローから柏木が中央で受けてカウンター開始、中央を独走しアタッキングサードに差し掛かると湘南ライン裏を狙った浮き球のスルーパスを興梠へ出す、ボールがやや右に流れジャンプして興梠が左足で飛び出した秋元より先に触るもボールは枠の外
  • 16分、レッズ自陣右から湘南のスローイン、右サイド深い位置に向かって投げ入れると遠藤が頭でクリア、山田が頭で後ろに戻す、橋岡が頭で合わせて前へ送る、武藤が頭でフリックすると駆け上がった山田の前の絶妙なスペースにボールが落ちる、前には興梠と湘南DF2人で2対2、山田はダイレクトでスルーパスを送ると抜け出した興梠が右ハーフスペースでこれを収めゴールに迫る、中央へ向かって斜めにドリブルすると坂に追いつかれエリア内でストップし反転、左後ろから詰めた山田へ横パス、ダイレクトで左足のシュートを放つもGK正面に飛んだボールは秋元のパンチングでバーの上へ
  • 湘南は先制してからも自陣に引き篭もるようなこともなく前からのプレスで果敢にボールを奪いに来た
  • 一方失点したレッズはビルドアップから既に怪しくなりプレスのかかっていない状態でもミスを連発、なんとかゴール前まで運んでも連係ミスでシュートが打てないシーンを繰り返した前半
  • 後半開始直後、アタッキングサード左から武藤が山根と杉岡の間のスペースへ興梠を狙った浮き球のスルーパスを入れるも山根にクリアされる、クリアボールを後方から猛ダッシュしてきた阿部が拾いバイタル中央すぐ右の柏木へ横パス、ワンタッチ入れて最終ラインの興梠へラストパス、興梠のシュートは山根のブロックによりクリアされる
  • 遠藤はどうしても縦ポンがやりたいのならもっとフィードの質を上げてからにしてほしい
  • 後半早い時間から全体にパスミス、トラップミスが目立ち始める
  • 何より多いのが首振って周り確認してる間に奪われたり、セーフティにクリアすべき状況で持ち上がって奪われたりといった判断ミス
  • 判断が遅いせいか相手の出足がいいせいかやたらとインターセプトでボールを奪われるシーンも目に付いた
  • 後半開始直後の決定機以後はそれらのミスにより押し込まれる時間帯が後半開始から10分ほど続く
  • 52分の相手CKの場面はどういう守備の仕方により石川がフリーでシュートを打てているのかよくわからない(マンマークなのかゾーンなのか?)
  • 58分、ハーフウェイライン左の槙野から武藤への縦パス、下がりながら受けた武藤はワンタッチしてすぐ交代直後のナバウトへ浮き球のスルーパス、左コーナーフラッグ付近で収めたナバウトはハーフスペースの長澤へ横パス、エリア内で収め前を向いた長澤は右足で逆サイドの宇賀神へクロス、宇賀神はこれをダイレクトの左足でシュートを放つも松田のブロックにより勢いを殺され高橋によりクリアされる
  • 65分、自陣最終ラインのマウリシオからのロングフィードをミドルサード左で柏木が受けると2タッチ目で武藤へ裏狙いのスルーパス、高山を振り切れずアタッキングサード左で反転するとガラ空きになったハーフスペースに後ろから走り込んできた長澤へ横パス、トラップが乱れたせいか左へ流れた長澤はペナ左角の柏木へバックパス、少し下がって槙野へバックパス、左サイドに開いていたナバウトへ縦パス、下がりながら中へ突破すると見せてエリア内の柏木とワンツー、もう一度柏木へ戻すも石川がカットしボールは後ろへ逸れる、これを後ろから詰めた槙野がダイレクトでクロスを上げる、ゴールエリア右に飛び込んだ宇賀神が頭で合わせようとするも僅かに届かず空振り
  • 70分を過ぎたあたりからシンプルにクロスを放り込んでゴール前で空中戦を挑むシーンが増えた
  • ナバウトの高さを活かしたいといった思惑があればまだ理解できるものの興梠を狙ったクロスのほうが圧倒的に多くクロスの質もその意図も疑問が残った
  • 78分、左サイドからドリブルで持ち上がった武藤はアタッキングサード手前でライン際の興梠へ横パス、高山を背負いながらボールを受けに来た長澤へパス、高山から離れたタイミングで興梠へリターン、ダイレクトで中央のナバウトへショートパス、ナバウトもワンタッチで長澤へパス、長澤のトラップが流れ山根にクリアされる、これを柏木が真っ先に拾い前を向くと山根と高山の間にできたチャンネルで待ち構えていた興梠への縦パス、エリア内に進入した興梠はシュート体勢に入ってもすぐには打たず坂のアタックを切り返しでかわすと高山と山根に囲まれ右のナバウトへ横パス、ワンタッチで興梠へリターンするとすぐに高山・山根がナバウトの方にスライドしたため興梠はフリー、右足で浮き球のシュートを放つも高山のつま先によって軌道を逸らされたボールは枠外へ
  • 80分、敵陣右ハーフスペースで阿部からボールを受けた遠藤は菊地をかわし中へ切り込むとマウリシオとのワンツーで石川をかわす、マウリシオからのリターンをワンタッチでナバウトに合わせるとナバウトはすぐさま右足のシュート、ボールはポスト左を逸れ枠外へ
  • 82分、アタッキングサード左で槙野からライン際の武藤へ展開、細かいタッチで石川との駆け引きの末抜き切らないまま右足でクロスを入れると中で上手くマークを外した興梠がダイビングヘッド、角度を変えるだけのヘッドだったが秋元は右に横っ飛びでボールをキャッチ
  • 終了間際、せっかくマウリシオを前線に攻め残らせておいてそれでもなおパスワークにこだわりパワープレーしようとしないのはどんな意図があったのか?
  • とにかく湘南はよく走りよく守り、特に球際に厳しくしつこく食らいつき簡単に前を向かせず最後まで1点を守り切った
  • いつでもしつこく食らいつく湘南の守備と比べるとレッズの守備は失点シーンもそうだがボールホルダーへ正面からはあまり厳しく行かないのが対照的でその差が直接結果に反映されたようにも見えた
<参考>
http://www.soccerdigestweb.com/news/detail/id=39536