2018年10月8日月曜日

2018 J1リーグ 第16節 名古屋グランパス戦

スターティングメンバー

■1得点目
前半39分。
左CKを獲得しキッカーは柏木。
ゾーンで守る名古屋に対しレッズは興梠だけをゴールエリア内に張らせてエリア内に3バックの3人+橋岡を配置。
密集地帯に放り込んだボールが長谷川と新井の間に落ちて上手く飛び込んだ遠藤が頭で合わせランゲラックの右に叩き込み先制点。

■1失点目
前半45分。
敵陣センターサークルから櫛引のパス。
新井が受けて右サイドタッチライン際に開いた宮原へパス。
小林がボールを受けに寄って出すと同時に宮原はダッシュ。
宮原と併走する宇賀神が離れた瞬間小林は宮原へ預ける。
宮原はハーフスペースのジョーへショートパス。
ゴールに対し背を向けた状態で受けたジョーは2タッチ目でシャビエルへバックパス。
誰もボールを奪いに来ないと見るやフリーで悠然と中央へ持ち込みゴールから18mくらいの距離で左足を振り抜くと、ボールは遅れて反応したマウリシオの右足に当たって絶妙なコースとなりゴール左上隅に突き刺さった。
アディショナルタイムという最悪の時間帯に失点。

■2得点目
後半24分。
またも左CKからキッカーは柏木。
先制点とは違いファーサイドに蹴り外から回り込んだ槙野が頭で合わせ勝ち越し弾。

■3得点目
後半31分。
またまたまたまた左CKやし。
1点目2点目と違い速い弾道のボールを蹴り、長谷川を振り切ってニアに飛び込んだ遠藤が追加点。

■ベストプレーヤー
遠藤航
この試合がホームラストゲームとなり浦和レッズを去ることになった遠藤の置き土産と言わんばかりの2ゴールを評価しないわけにはいかない。
守備面での貢献こそ目立たなかったものの右サイドを駆け上がり惜しいクロスを供給するなど攻撃に積極参加し力を発揮。
3ゴール全てをアシストした柏木や独善的なプレーが減り大幅に改善されたマルティノスも非常に良かった。

■ワーストプレーヤー
なし
強いて挙げるなら宇賀神。
あまり試合に絡めなかった。

■総評箇条書き
  • 序盤は比較的レッズがボールを支配する展開
  • 13分、遠藤が自陣センターサークル右から楔の縦パス、相手のDFラインと2列目の間で武藤が受ける、反転してペナルティアーク手前の興梠へパス、左から追い越してきたマルティノスへスルーパス、飛び出したランゲラックに止められシュートは打てず
    興梠は武藤が出す直前に裏へボールを出すよう指示したが足元へ出してしまったのが残念
  • 16分、自陣深い位置からこぼれ球をダイレクトで柏木がフィード、武藤がフリーで受ける、最前線を走るマルティノスにロングボール、収めるのに手間取り相手DFの戻りを許す、ペナルティエリア手前のハーフスペースで収めフェイントで牽制しながら時間を作る、機を見て一気に縦に仕掛けゴールライン際で中へ折り返す、櫛引と競り合いながらなんとか興梠がつま先で蹴るもボールはGK正面
  • 43分、西川のゴールキックに小林と競り合い頭で前へボールを送る橋岡、ゴールに対し後ろ向きで収めた興梠はそのまま柏木へバックパス、ダイレクトでマルティノスを裏へ走らせる浮き球のスルーパス、体を使ってうまく櫛引をブロックしシュートするもボールはGK正面
  • 48分、最終ラインからマウリシオが興梠へ相手DFラインの裏を狙ったロングフィード、完璧なタイミングで抜け出し一発で収めたものの右へ流れながらのシュートは新井にブロックされゴールラインを割る
  • 82分、敵陣ミドルサード右で柏木がボールを収めると一気にダッシュした武藤へノールックで縦パス、柔らかいタッチで一発で収めた武藤は中の興梠へクロス、フリーで完全に抜け出した興梠は触るだけのボールを盛大に宇宙開発
  • 1対1の対人守備だけならマウリシオより槙野のほうが上?
  • 前半22分の時点で名古屋のポゼッションが圧倒的に上回ってはいたものの、名古屋は殆ど攻撃の形を作れずゴールに迫れてもいなかったため数字に表れるほどの劣勢ではなかった
  • 前半失点の責任は柏木?マウリシオ?
  • マルティノスは攻守に渡って何も貢献できない今季最悪の新加入選手というイメージが中断前までの試合で強く残っていたが、シュート数、スプリント数、テクニック、帰陣しての守備と中断期間で大幅に改善された
  • 球離れの悪さから来るボールロストの多さが激減してシンプルにはたいて周りと連係したプレーが増えていたことが何よりの収穫
  • 荻原の守備は橋岡と比べるとかなり怪しい?
<参考>
http://www.soccerdigestweb.com/news/detail/id=44175

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