2019年8月12日月曜日

2019 J1リーグ 第21節 名古屋グランパス戦

16節鹿島戦から中3日で21節名古屋戦というのは、さすがに最近実践しているこの対戦相手の予習スタイルにはあまり時間が割けない。
それでも鹿島戦の予習を完了してから16節キックオフまでの短い時間でなんとか18節湘南戦の予習をできた。
16節の感想を書き上げた後に20節ガンバ戦の前半だけ予習できたところで21節名古屋戦のキックオフの時間になってしまった。
19節セレッソ戦を予習しなかった理由はシャビエル不在、後に怪我で離脱する米本が出ていた等のイレギュラー要素が多いと思ったため。

<湘南戦感想>
  • ラインが高く裏が狙われる名古屋
  • ビルドアップはスムーズなものの崩しで詰まる名古屋
  • 前田とシミッチが攻守に躍動
  • ファウル数名古屋10に対し湘南22(カードなし)で湘南は常に球際を厳しくプレス

<ガンバ戦感想>
  • 相変わらずラインが高くネガトラも遅いため前半からカウンターを何本も食らう名古屋
  • 湘南戦と比べるとミドルの浮き球フィードを多用
  • 太田がCBに入った最大の恩恵は吉田を1列前で使えるようになったこと、左サイドからの攻撃が目立つ名古屋
  • セットした状態の守備はガンバより余程強固で整っていた名古屋
これら2試合と他のスタッツを見た感想が
・相手はとにかくボール保持命・・・の筈
・とにかくラインが高いので裏への飛び出しと奪ってからのカウンターは常に狙っていきたい
・ガンバ戦はにわかに復調傾向か?

ここまで書き上げた現時点でレッズ戦の結果は出てしまったので結果論になるが、湘南戦とガンバ戦の2試合しか見れなかったのがやはり残念だった。
印象論の域を出ないが今の名古屋は新戦力が加わったこともあってか変化の最中にあるように見えたため。
勝手なイメージでは、ひたすらボールを握って攻めダルマになるしか能がないのが名古屋というイメージだった。
ところが、ガンバ戦ではある程度相手にボールを持たせる時間を作って引いてブロックを作っても試合をコントロールする術を見出そうとしているかのように見えた。
そしてレッズ戦でも名古屋はそれを見せた。

ガンバ戦で何故シャビエルがベンチスタートだったかまではわからないが「戻ってくればこうなるであろう」という予想されたスタメン通りの名古屋。
一方レッズは前節エヴェルトンに代わって柴戸、長澤に代わってファブリシオ、マウリシオに代わって鈴木と前節から大きくメンバー変更。
中3日で酷暑の連戦を考えれば妥当とは言えるがベンチ入りすらしていないマウリシオにはすわ負傷離脱かと肝が冷えた。

戦前、メンバー的にもスタイル的にも参考になるのはガンバ戦のほうでポゼッション的にも五分の似たような展開になることを予想した。
開始早々の失点こそ同じではあるものの予想していた名古屋の左サイドからの攻撃はガンバ戦ほど機能したとは言い難く、むしろ右サイドの前田の仕掛けや裏抜けの方が有効打になっていた。
2失点目のシャビエル等、左サイドを使うのは使っていたが当初予想していた吉田の攻め上がりよりも太田やシャビエルのほうが目立っていた。
レッズは高いラインの裏を狙う意識については皆無ではないものの決定機には繋がらなかった。

前半は25分までに被シュート数3本で2失点、ポゼッションは五分という数字以上に名古屋に完全に押されていた。
レッズもそれなりに相手ゴールに迫るシーンも作れてはいたもののゴール前でのクオリティの差が名古屋より明らかに低かった。
武藤は目の前の相手を無視するように強引な縦パスを引っ掛けるシーンが何度も見られ、ファブリシオはまずドリブルで仕掛け囲まれ苦しくなってからでないとパスを出さない独善的なプレーが目立ち、どちらも成功率の低い賭けを繰り返すばかりで得点は絶望的に思われた。
そんな中前半唯一と言っていい決定機を作ったのが青木。
パートナーが柴戸だからなのか、相手が名古屋だからなのか、最初の失点に絡んでしまった責任感からなのか、この日の青木は積極的に前に出て攻撃参加し37分の興梠へのファークロスで決定機を演出。

2失点した後も名古屋に決定機を作られるシーンが複数回ありさらなる失点も時間の問題かと思われたが、前半ATに1点返したこともあってか後半は立ち上がりからボールを握り、シュートを放ち、相手陣内に押し込む時間が続く。
近い距離でショートパスを確実に繋ぐことと、受けてから落ち着いて前を向くことと、名古屋のプレスが弱くなったこと等が原因と思われた。
時折、不用意なボールロストから名古屋のカウンターを許すことになるが単発で終わらせ前半のように立て続けにシュートを浴びることはなくなる。

柴戸に代わって入った長澤は終始ミスを連発。
ファブリシオに代わって入った杉本はアシストすることしか頭になく、山中以外の交代策はこの日も不発に終わったように見えた。
その山中も何故か杉本が投入されてからパッタリとボールが回ってこなかった。
結果的には鹿島戦同様シンプルなクロスが決定打になった訳だが、せめて杉本を投入したらサイド攻撃一本に絞るといった割り切りも必要ではないか。
杉本の武器はそれだけではないし、それだけに拘らなくともゴールに迫れていたのもわかるが成功率を見ればどちらに賭けるべきかは明白。
監督にはチームとしてやるべきことの共有と徹底を頼みたい。
もっとも、ロクにボールが回って来なかったのは前田に代わって入った金井のマークと山中のポジショニングが悪かったのもあるのでそこも含めて改善の余地があるが。

最後にマンオブマッチはこの日も再三ビッグセーブでチームを救った守護神西川。

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