スターティングメンバー
■1得点目
前半11分。
左のCKからキッカーは柏木。
左足でGKから逃げるアウトスイングのボールを上げアフメドフのマークを振り切ったラファエルが頭で合わせ先制点。
■ベストプレーヤー
長澤和輝
1stレグが終わり、各所でその働きぶりが絶賛される中「確かにいい選手だがMOM級か?」と言われると疑問符を付けていた自分でもはっきりわかるレベルの活躍ぶり。
強靭なフィジカルに危機察知能力の高さは十分わかったので、あとは攻撃面で決定的な仕事をするところが見たい。
PSMでFCソウル相手にゴラッソ決めたのは忘れていない。
■ワーストプレーヤー
なし
基本的にはワーストと言えるほどの選手はいないけど強いて挙げれば途中交代で入った選手くらいかも。
運動量の落ちた選手の代わりにはなっても流れを変える決定的な仕事はできなかった。
もっとも、あの時間帯はチーム全体として「守って逃げ切る」意思が徹底されていたので、流れを変えようとしても周りのフォローなしで個の力だけで打開しなければならなかった。
なので「流れを変えるほどの決定的な仕事をしろ」はやっぱり無茶な注文。
■総評箇条書き
- 1stレグのフッキゴラッソが生まれなかったら多分こんな感じといった試合内容
- つまり2ndレグも1stレグから引き続き相手にボールを支配されながら高い集中力をもってゴールを守り通した試合だった
- 例によって守備の貢献度は低いラファエルだがこの試合は何も言うことなし、それだけ価値あるゴールを生み出した
- 見せ場は少なかったがいつもはGKに直接キャッチされるCKを連発する柏木がこの日は何度も決定機を演出するいいボールを上げていた
- バイタルエリアでファウルし2度のFK献上、なんでもないルーズボールのトラップミス、ズレるパスとそれに追いつけない瞬発力の衰え
- これらが後半序盤立て続けに発生し後半は複数の選手が目に見えて消耗していた
- 疲れながらも唯一最後までやり遂げたのが帰陣の早さ、結果的にこれがウノゼロの勝利に繋がった
- グループステージ含め4戦やってようやく気付いたけどフッキは意外と単純で直線的
- というか上海に浦和のようなコンビネーションが無かった、これが4戦合計4失点に抑えられた理由では
- 押し込まれてる苦しい時間帯の阿部の決定機を演出する2本のフィードが絶品
- 1stレグを再現するかのように、攻め込まれながらも隙あらば追加点を奪おうと何度か決定機を作っていた
- というか後半だけなら決定機の回数は上海よりレッズのほうが多かったのでは?
- 槙野のディフェンスは「笛吹かれなかったからいいようなものの…」という対応も多く、もうちょっとスマートに抑えて欲しいと思う場面もチラホラ
- 特にフッキ以外の選手と競る時とか、とはいえこの日もフッキへの対応は完璧
- もっとも、きちんとその日の主審の判断基準を見極めたうえでの対応なら何の問題もないが
- フッキを押さえ込む槙野もさすがだが、ウーレイに競り勝つ遠藤も非常に頼もしかった
- 5バックの左右に遠藤と武藤が入ったときの安定感は抜群
- 武藤や遠藤と比べると梅崎の守備はやや軽かった
- 誰もが疲労の色を隠せない中、何度もボールを奪い一人無双していたのが長澤
<参考>
http://www.soccerdigestweb.com/news/detail/id=31272
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