2022年2月24日木曜日

【遠征メモ】初サンガスタジアム観戦


2022/2/19(土) リーグ戦第1節 アウェイ 京都サンガFC戦

2月18日(金)
夜に家を出て京都に前乗りし翌日ゆっくりスタジアムへ向かう計画。
東京から京都までのぞみ指定席。
ホテルに着いて風呂に入って就寝。

2月19日(土)
遠征先では真っ先にレンタサイクルを探し自転車で景色を楽しみながら観光がルーティーン。
当初雨予報のため断念していた自転車移動だが午前中は天気がもったため事前に調べておいたPiPPAを使うことに。
30分100円だが最低300円からでないとチャージできないのがトラップ。
2回チャージして2時間しか乗らなかったら200円が無駄になるということ。
例によってradiobagel、RABBIT BAGELS、LAND等のベーグル屋を巡回。
府立植物園あたりから鴨川に沿って自転車で南下したがサッカーボールを蹴っている子供を多く見かけた。

■席
3階バック上層指定席。
レプユニは持参していたが周りが完全に紫一色のため怖気づき未着用。
購入済みの今季のユニフォームも残念ながらまだ届いてなかった。

■飲食
くるみ
インディアンオムライス 600円

京都千丸 しゃかりき murasaki
しゃかりき定番ラーメン 座 780円

radiobagel
ココアクランベリー?
プレーン

RABBIT BAGELS
エブリシング 250円
アールグレイオレンジ 290円

LAND
シナモンレーズン 200円

京洋菓子司ジュヴァンセル
竹取物語 3240円

マールブランシュ
茶の菓 10枚入

2022年2月21日月曜日

2022 J1リーグ 第1節 京都サンガFC戦

■スタメン
レッズはスーパーカップに勝利した日からこの日の試合までに選手・スタッフ合わせ計10人もの感染者を出してしまった。

トップチーム選手・スタッフの新型コロナウイルス感染症 陽性判定のお知らせ | URAWA RED DIAMONDS OFFICIAL WEBSITE(2月15日)
トップチーム選手・スタッフの新型コロナウイルス感染症 陽性判定のお知らせ | URAWA RED DIAMONDS OFFICIAL WEBSITE(2月16日)
トップチーム選手・スタッフの新型コロナウイルス感染症 陽性判定のお知らせ | URAWA RED DIAMONDS OFFICIAL WEBSITE(2月17日)

それを受けてかユース所属の4選手を2種登録する緊急事態。さぞスタメンも弄らざるを得ないだろうと予想されたがスーパーカップ川崎戦との違いは岩尾が安居に、ショルツが犬飼に入れ替わったのみだった。しかしベンチには2種登録されたばかりの16歳早川が入っていることからも緊急事態には違いなかった。京都は新加入選手のうち上福元、メンデス、アピアタウィア、豊川の4人が早速スタメン入り。

■おおまかな流れ
戦前から「川崎戦とは違う展開になるだろう」と予想されていたがレッズにとってそれは悪い意味で的中した。キックオフから6分で相手にエリア内でのシュートを3本許してしまう。京都はビルドアップ時、メンデスと川崎あるいはメンデスとアピアタウィアの2人で開始する。これに対しレッズは江坂と安居あるいは江坂と明本の2人でプレスをかける。この時この日がプロデビュー戦となる安居のプレスがメンデスのパスコースを限定できていないことや背後の関根と連携した守備ができていないことが簡単に相手のボール前進を許した原因となった。1本目はタッチライン際に立つ麻田に関根の背後でボールを受けられ酒井が食いつき豊川が空いたスペースで受けニアの武富へマイナスクロス。2本目は大外の麻田を警戒した関根と柴戸の間に立つ松田への縦パスを入れられ豊川へ繋いで大外の麻田へ。この2本とも安居の付近を川崎がうろちょろしていて安居はそれを気にしてメンデスへ強く行けていないようにも見えた。5:50には馬渡のクリアを武田が頭で武富に繋いでショートカウンター。ウタカに繋がれエリア内中央で豊川のシュートは岩波がギリギリでブロック。

6分を過ぎたあたりでようやく流れがレッズに傾く。レッズのボール保持では主にロングフィードでビルドアップ省略からのセカンドボール争いでとにかく勝って手数をかけずに強引にでもシュートを打っていた。自陣での守備には迷いが見られたが敵陣では思い切った守備が出来ていたことがセカンドボール争いの勝因だった。トランジションが多発すると接触プレーが増えファウルで何度も試合が止まる。この時間帯シュート数を稼ぐことは出来たものの京都のように相手の守備網を崩す攻撃は見られなかった。これもまた本来レッズがやりたいサッカーではないはずだが相手の前からのプレスの激しさとこの日のレッズの2CBがそれに耐えられそうもなかったことからこのやり方を選んでいたものと思われる。

京都がこれに慣れ徐々にレッズがセカンドボールを拾えなくなってくると膠着状態になりそのまま前半終了。後半開始早々に自陣で相手のスローインから失点するレッズ。川崎を誰も止めることができずハーフスペースから斜めにエリア内に侵入され犬飼岩波酒井の3人が揃ってラインを下げさせられどフリーのウタカへラストパスで京都先制。

失点後のレッズに見られた変化はこの日初めて犬飼がボールを自ら運んだプレーが51:30に見られた。ギリギリではあったものの明本へ斜めのパスが通り深い位置からのクロスを江坂に合わせることができこの日初めてレッズの決定機が生まれた。しかしその後もレッズがボールを握り続けることが出来ないこともあってか安居を小泉に交代。直後に関根が右サイド深い位置で1人で粘って粘って抉ってマイナスクロスを供給し江坂が合わせるシーンも。小泉がキープして時間を作るとともにバックラインがようやく前に出始め徐々にレッズが相手ゴールに迫るシーンが出てくる。自陣深い位置まで相手を引き付けて逆サイドへ展開する擬似カウンターも見られた。しかし72分のこの日最大の決定機を生んだCKからの一連の波状攻撃でも決め切れず。

その後犬飼をショルツに、関根を松崎に、酒井を大畑に交代するも決定機は作れず、スーパーカップに勝って流れに乗りたかったレッズとしては手痛い開幕の敗戦となった。

■ポジティブ
途中出場して流れを変えられる選手がいない事を課題に挙げるチームはたまにあるがこの日の小泉は見事に流れを変えたこと。クラスターが発生したにもかかわらず試合を壊さない程度の戦力は確保できていることがわかったこと。この試合に臨むにあたって用意していた策の実行にあたり必要な球際の攻防やトランジションの集中力で負けなかったこと。

■課題
率直に言って京都は狙い通りの本来やりたいサッカーを90分やり通し逆にレッズはそれが出来たのは小泉が投入されて以降の29分だけだったのでは。ショルツにしろ小泉にしろコンディション不良でも怪我を押してのベンチ入りでもなく出ようと思えばスタメンで出れたように思えるパフォーマンスだった。(ショルツはたったの4分+AT5分だけだが)であれば頭からベストメンバーで挑むべきだったように思える。いつも決まったスカッド、ベストメンバーで試合に臨みメンバーの固定化が進むと研究・対策が立てられ易いことや疲労の蓄積やいざアクシデントが発生した時の代役不在など様々な弊害があることは分かるがチームに来て日が浅い選手に関しては後半途中から出させて徐々に経験を積ませるほうが得策だったように思える。

■気になった選手

小泉
ピッチ内の誰もが相手のプレスに苦しみボールをキープできずすぐに手放してしまう中で後半途中から入った小泉はチーム随一のキープ力を発揮しボールを落ち着かせた。マンオブザマッチ
江坂
きついマークを受けボールを受けても悉く潰されるか奪われるかしていた。代表招集やスーパーカップのパフォーマンスでさらに警戒が上がったことは言うまでもないのでもっと自覚して欲しい。
明本
小泉投入前のレッズの攻撃で一番勝機を見出せそうだったのが明本。枠内シュート、クロス、カットイン、西川からのロングフィードのターゲット役。この日も全てで魅せてくれた。


2022年2月15日火曜日

FUJIFILM SUPER CUP 2022 川崎フロンターレ戦

■スタメン
新戦力に注目が集まる中、レッズは岩尾と馬渡。川崎はチャナティップがいきなりスタメンに名を連ねた。

■おおまかな流れ
冒頭からお互いにかなり高い位置からプレスに行く。そのせいか開始2分くらいまではGKにバックパスしては長いボールを蹴ってロスト、というシーンがお互いに続く。2:20にようやくレッズのパスが3回以上続くシーンが見られる。どちらが主導権を握ったとも言い難い状況でいきなり先制点が生まれたのが6分。敵陣右でレッズのスローインから密集を酒井が抜け出し短いグラウンダークロスをニアの江坂に出すとダイレクトで右足を合わせて左のサイドネットに突き刺した。

先制しても手を緩めずプレスをかけ続けるレッズ。ハイプレスが効いてボールを握るレッズ。15分過ぎから川崎の反撃開始。明本江坂の2人の1stプレスに対し谷口車屋の2人で開始していたビルドアップを山根が下りて3人で開始することにより1stプレスをかいくぐることに成功。低い位置からビルドアップを開始することによりレッズの陣形を間延びさせることで中盤に生まれたスペースを活かしレッズを自陣に押し込むことに成功。19分にはついにCBから長いボールを前線に出すダイレクトプレーを解禁。車屋が蹴って家長が落としてダミアンがミドルシュートを放ちこの日川崎の最初のシュートになる。

31分を過ぎたあたりからレッズが盛り返す。ショートパスよりロングフィードより13分にも見られたような酒井の長距離独走持ち上がりが一番チームに推進力をもたらし相手ゴールに迫れていた。CKから江坂と敦樹の2発のシュートを放つレッズ。37分にも関根からマイナスニアクロスに敦樹が合わせてシュートを打つもミートせず。特にこの時間帯柴戸と岩尾がビルドアップで躍動。しつこいプレスに奪われず倒されずキープする柴戸の姿はベンチ外のはずの小泉を彷彿とさせられた。岩尾はショルツが前に出ればさりげなく下がってカバーしてロングフィードを中盤の関根へピタリ。不発に終わったものの裏抜けスルーパスを2本出せていた。その後互いに危険なシーンが生まれることなく前半終了。

HTに川崎はシミッチとマルシーニョを交代。後半は再び川崎のターン。川崎はビルドアップで浮き球のミドルパスを使って主にSBをタッチライン際に立たせてそこへ出すシーンが開始2分で2度見られた。カウンターでも前半より速攻を意識していた。この日レッズにとって一番危険なシーンが58:35のチャナティップから家長に出たファークロス。家長が折り返しを誤ったおかげで事なきを得たものの。

その後なかなか互いにシュートに至らず膠着状態が続く。前半より接触プレーが増え度々笛が吹かれ試合が止まる。交代カードを2枚使って川崎は選手を3人入れ替える。リードしているレッズにとっては時計を進められる有利な展開。試合を決定付ける追加点が生まれたのが79分。脇坂と入れ替わりで入った瀬古から明本がボールを奪い江坂、柴戸、敦樹と繋いですぐ前線へ走った明本目がけてロングフィードでカウンター。車屋と競りながら収めてターンし背負いながら少し我慢してから江坂へ横パス。右足のファーストタッチで谷口の背後にボールを置いて左足を振り抜き追加点。

直後に即交代カードを切り試合をクローズにかかるリカルド監督。敦樹と犬飼を交代し5バックにし明確に逃げ切りのメッセージを選手たちへ伝える。その後知念慶にエリア内でシュートを打たれる唯一危ないシーンを作られるも最後まで強度の落ちない柴戸の奮闘もあり2-0クリーンシートでレッズが勝利。実に3年半、10試合ぶりの川崎からの勝利となった。

■課題
勝利という結果をもたらしたことは最善だが
欲を言えば、我々はもう少しボールを持って主導権を握って、敵陣のゴール近くでプレーする時間を長くしたいと思っています。
と、試合後の監督コメントにもあるようにまだまだこれが理想ではないことは明らか。ただ目的は理想のサッカーをすることではなく勝つことにあるため理想のサッカーを捨ててでも勝つことを優先する姿が昨季に引き続き見れたことは素直に喜びたい。

■気になった選手
江坂
決して簡単ではなかったチャンスを見事ものにしこの日2ゴール。リーグ戦開幕にも間に合うかどうか微妙なユンカー不在というサポーターの不安を払拭して余りあるパフォーマンスにマンオブザマッチ
柴戸
元々出来る選手と確信していたので守備面は驚きはないものの、川崎を相手に堂々と前を向いてビルドアップを遂行しようとする姿に感動。ただ相変わらずの体を投げ出す危うい守備には今年も1年寿命を縮められそう。
馬渡
この日何度も発生した家長とのマッチアップで何度もバックパスをさせてやり直させた。いかなリカルドチルドレンと言えどJ2から来た30歳のSBがここまで出来るとは思っていなかった。


2022年2月8日火曜日

2022 J1リーグ 順位予想

以下順位予想するにあたって参考にしたデータ。

■ACL
過去10年分のACLに出場したクラブの前年と出場年の順位を比べたところ、前年以上の順位を維持できたのは38クラブ中6クラブのみで他は全て前年より順位を落としていた。 リーグ戦の上位3ないし4クラブが出場するのでACLに出場しながらその高い順位をキープすることがJリーグにおいてどれだけ難しいか、またACLがどれだけ負担になるかがよく分かる。 ただ、川崎はここ10年で5回出場し3回前年以上の順位を残したことは覚えておきたい。

■出場時間
移籍情報は順位予想をするうえで重要なデータだが加入した選手がフィットするかどうかは始まってみなければ誰にも分からない。 だがクラブを去った選手がどれだけ出場時間を稼いだかはそのシーズンにどれだけクラブに貢献したかを示す確かなデータだ。 そこで全18クラブの移籍情報からクラブを離れた選手の2021シーズンの合計出場時間を出してみた。
ただこのデータは昨季の予想にも使ったが合計時間トップだった福岡は8位、4位だった鳥栖は7位フィニッシュだったことからも必ずしも最終順位と直結するわけではない。 選手を引き抜かれる側のクラブは合計時間の上位に集まりやすく、その結果シーズン最終順位の下位にも集まりやすくなるということは確か。

■コロナ対策
どれだけ対策しても罹るときは罹る。これは事実だと思う。だが「2度あることは3度ある」を裏付けるように複数のクラブが急拡大の影響を受けるように感染者を出してしまっていることも事実。地域の問題等クラブとしてはどうすることもできない問題もあるかもしれない。しかしクラブとしてどうすることもできないということは今季も同じ問題は付きまとうということ。従ってコロナ3年目のJリーグの順位予想もこれまでのクラブごとの感染者のデータを考慮に入れる必要は十分にある。ここはかなり順位ダウンの要因とした。詳しくは次の項で。

■予想順位

1位 浦和レッズ
説明不要。サポーターとしての義務。

2位 川崎フロンターレ
26節まで無敗を誇った川崎がついに負けたのは有望な2人の若手が海外へ旅立ってほどなくだった。今季もその悩みは付きまとうかもしれないがさすがに若手はもう出し尽くした感もあるので昨季ほどの夏の戦力ダウンは恐れる必要もなさそう。

3位 ヴィッセル神戸
古橋ほどの選手を放出しても補って余りある大型補強で穴を埋めるどころかクラブ史上最高順位の3位でフィニッシュするくらいだし多少今オフの移籍がおとなしくたって余裕でサマーブーストをかけてくるのでは。

4位 FC東京
新監督を迎えるにあたって選手の入れ替わりが少ないことはマイナスに思えるが2019年のロティーナセレッソは浦和ほどの入れ替えが無くとも順位は上がった。

5位 鹿島アントラーズ
クラブ初の欧州からの監督招聘。未だ来日の目処立たずとのことでいきなり川崎、神戸との対戦も控え昨季同様序盤の躓きはあるかも。移籍情報に目を向けると3000分プレーヤーが1人、2000分プレーヤーが2人、1700分プレーヤーが1人と放出した人員は決して軽くない。鈴木の復帰は今オフ一番の朗報のはずだがこの4人の中にFWは1人もいない。

6位 横浜Fマリノス
ただでさえ移籍した前田の穴埋めには一抹の不安を抱えているというのに今月まさかのチアゴマルチンス移籍で戦力ダウンした感は否めない。先月だけで6人の選手の感染者を出していることも怖い。前任の監督が率いたシーズン前半よりも現監督が率いたシーズン後半のほうが勝率が悪いことも気になる。夏に的確な補強をすることには定評があるのでそこはプラス。

7位 京都サンガ
昇格組をこの位置に予想すること自体完全に暴挙と言っていい。それほど他クラブにネガティブな情報ばかり目に付くので消去法で押し出された結果と言える。京都にも唯一の不安があって昨季出場時間トップだった守備の要バイスの移籍。これさえ目をつぶればJ1で戦う準備はできたのでは。

8位 アビスパ福岡
昨季の福岡の成績を見ていて思うのは5月末から再開後の8月までの9試合で1勝しかできず5連敗を喫した夏の失速が気になる。リーグ戦上位のチームとの連戦がこの時期たまたま重なる、主力が夏に移籍、クラブ内の感染者発生、このどれにも当てはまらず。放出した選手の合計出場時間こそ抑えられたもののチームのトップスコアラーとアシスト数トップの選手を揃って放出していることもマイナス。

9位 清水エスパルス
例年の清水の順位を鑑みればこの位置で予想するのは大胆な予想と言える。37節レッズ戦で見せた平岡監督のサッカーが悪くなさそうに見えたことが一番の要因かも。移籍情報も可もなく不可もなくなので中位予想はアリかと。

10位 ガンバ大阪
開幕直後の3月にクラスターが発生し活動停止を余儀なくされ大きく出遅れることになってしまった。これが2021年のガンバの全て。その後の監督解任も一時降格圏に沈むことも含め何もかも。そして悪夢は繰り返されてしまった。今月頭に選手9人スタッフ3人が感染するクラスター発生。序盤は苦戦必至だし立て直しがシーズン中に間に合うかどうか。個人的にレッズに強奪して欲しいリスト1位にランクインしていた徳島から来た福岡には注目している。

11位 サンフレッチェ広島
新監督を迎えるにもかかわらず新加入選手はリーグ最少人数。入れ替わり少ない同士でもFC東京との差は監督招聘が国内か国外か。主力の離脱も特に無かったので現状維持するくらいの戦力は揃っていると思われる。

12位 北海道コンサドーレ札幌
チャナティップ、アンデルソンロペス、キムミンテ、ジェイの移籍は戦力ダウンに見えるので順位もダウンの予想。

13位 セレッソ大阪
8月26日に監督交代しリーグ戦の3分の1を小菊監督が率いた結果6勝7敗。改善したとも改悪したとも言い難い。2人のスコアラーと1人の守備の要がチームを離れたこともマイナス。4月に感染者を複数人出したことや移籍情報など柏と似た点が多い。

14位 名古屋グランパス
昨季の課題はその堅守ぶりと対照的な得点の少なさにあることは明白だが課題解決を任せられる新加入選手が見当たらない。非常に納得感のある監督交代ではあるが今月頭に選手7人、クラブスタッフ2人の感染者を出してしまったのは痛恨の極み。

15位 サガン鳥栖
夏にも冬にも、上位からも中位からも草刈場にされるのは例年と同じ。それにしても今オフは酷すぎる。最早チームを解体する勢いで引き抜かれまくった。監督が代わって選手もごっそり入れ替わったのは東京・名古屋とは対照的だがここまでのドラスティックな変化は内部昇格した監督にとってはむしろマイナスでは。

16位 湘南ベルマーレ
鳥栖と違いいつになく主力流出が無かったのが湘南。セレッソとほぼ同じタイミングで監督が交代しており前任者が稼いだ勝ち点が27試合で26。山口監督は11試合を指揮し勝ち点11。勝ち点ベースではほぼ互角。シーズン途中からの就任の方が難しいしこれだけで監督の実力も互角と見るには早計ではあるもののとてつもない伸びしろを秘めた名将中の名将の予感もしないので順位は据え置き。

17位 柏レイソル
前半4勝13敗、後半8勝8敗。夏に主力級が移籍してしまったにもかかわらずシーズン後半の方が勝率がいいことはプラス材料。4月だけで6人の感染者を出してしまったことが前半戦に響いた可能性も。しかし先月だけで5人の感染者を出してしまったことはマイナス。チームトップスコアラーと最多アシスト数を記録した選手が揃って移籍したこともマイナス。

18位 ジュビロ磐田
チームトップのゴール数とアシスト数を稼いだルキアンみたいな選手がJ1に引き抜かれるのは昇格組あるあるとは言え22ゴール8アシストの代わりはそうそう見つからないのでは。