いよいよ開幕を明日に控え当初はさらりと終わらせるつもりだったもののこんな時間がかかるとは。
だが急いだ甲斐あってなんとか開幕前に間に合ったよかった。
1位 浦和レッズ
完全にいちサポーターとしての願望。
ただ絶対に不可能だとも思っていない。
それだけの大型補強はしている。
2位 川崎フロンターレ
昨季も大きく崩れない抜群の安定感を見せつけた川崎なら三連覇したとしても何ら不思議ではない陣容。
新加入のブラジル人トリオをキャンプでどこまで仕上げてきたかがスタートダッシュの鍵になりそう。
3位 鹿島アントラーズ
誰もが口を揃えて指摘する鹿島の野戦病院化。
ただリーグ戦を戦っていくうえで鹿島のそれはあまり不安要素にならないと見ている。
昨季終盤にACLを見据えたターンオーバーをリーグ戦で敢行しサブ組中心で見事勝利を収めている。
むしろ有望な若手が多いためシーズン中の海外移籍のほうが懸念としては大きい。
4位 ガンバ大阪
昨季は開幕から27節まで降格圏で低迷していたガンバだが監督交代、今野復帰、小野瀬獲得といった応急処置が間に合い終盤に怒涛の9連勝というクラブタイ記録を樹立。
問題はかなりタフなサッカーを強いられるはずの宮本サッカーだがそれに耐えうる補強がされたようには見えない点。
何気にレギュラー陣の高齢化も懸念が残る。
5位 北海道コンサドーレ札幌
順位予想するにあたり勝ち点の推移と試合日程及び結果を確認して回っているがそれまで札幌はFC東京同様の失速組だとばかり思っていた。
が、よくよく確認してみればシーズン前半と後半でそこまで大きく差がついたわけでもなく、その失速したFC東京より上位の4位でフィニッシュしているのだからペトロビッチ新監督1年目の結果として上々では。
問題はやはり移籍情報で、三好と都倉が抜けたのはかなりの痛手なのでは。
抜けた都倉の穴を鈴木が、三好の穴は岩崎が埋めるのだろうか。
とは言え他ならぬミシャが獲得を希望した選手であれば侮ることはできない。
6位 ヴィッセル神戸
一昨年くらいから移籍の話題の中心は常にこのクラブと言っていいくらいビッグネームの獲得に余念がない神戸。
ポドルスキを獲得しても9位、イニエスタを獲得しても10位、となればビジャを獲得しても中位だろうとの見方もあるかもしれないが個人的には上位を予想。
何故ならクラブオーナーが正しい金の使い方をようやく学び昨季リージョ監督を招聘したから。
あとは戦術の浸透と監督が欲する選手の獲得が肝になりそうだが、西、山口、初瀬の加入は心強いものの、藤田、大槻、高橋らの放出を換算すると移籍の収支は地味にマイナスでは?
7位 清水エスパルス
愛する浦和レッズ以外で今季最も注目しているのが清水。
何故今まで気付かなかったのか自分の目を疑うほど若く有望な20代前半の選手を多数抱えしかもレギュラークラス。
その才能を活かせる監督がようやく見つかりヤンヨンソン体制2年目となる今季は勝負の年。
勝手に心配していたそれら主力の放出も白崎一人に留まり優勝チームからエウシーニョという飛び道具まで獲得。
若いだけにいつ海外へ飛び出してしまってもおかしくないが他クラブの選手と言えど潰れるより育ってくれたほうがいいに決まってる。
ヤンヨンソンの手腕に期待がかかる。
8位 FC東京
昨季失速組その1。
9節から21節まで広島に次いで2位をキープし続けていたが21節から最終節までの14試合で2勝8敗4分け。
気になるのは長谷川監督が2017年にガンバ大阪でも同じような前半好調、後半大失速といった勝ち点推移を見せていること。
それらが同じ原因かどうかはわからないが昨季のFC東京には既視感を覚えたガンバサポーターも多いのでは。
補強は一気に4人もの外国人選手を獲得しているのが目を引く。
個人的注目は「当たり」の多いタイ人からナッタウット。
9位 サガン鳥栖
2年半務めたフィッカデンティ監督をシーズン中に解任し今季はスペイン人監督カレーラスが就任。
吉田と権田とキムミンヒョクという守備の要を同時に失ったのは非常事態と言っても過言ではない。
即戦力になり得るとしたらクエンカと原だがどちらもDFではない。
新監督が組織的守備を構築できる監督であることを期待するしかない。
かなり贔屓目に願望込みでこの順位予想。
監督にお金を惜しまないクラブには成功して欲しい。
10位 セレッソ大阪
ぶっちぎりのストーブリーグ敗者と呼んで差し支えなさそうな選手の大量放出。
都倉、藤田、奥埜といった即戦力を獲得してきっちり補強するところが仙台との差。
最大の注目は新監督ロティーナ。
J2からJ1へ監督の個人昇格というのは例を思い出せないくらいには多分レアケース。
大量放出の遠因になっていそうな監督人事は吉と出るか凶と出るか。
基本的に補強よりも監督の手腕優先で順位が決まると考えているため未知数の新監督は並べて予想。
11位 サンフレッチェ広島
昨季失速組その2。
圧倒的スタートダッシュにより稼いだ序盤の勝ち点により順位こそ常に1位か2位をキープしていた広島だが、昨季終盤は7敗2分けで9試合勝ち無しで川崎に優勝をかっさらわれた。
監督は引き続き城福浩ということで今季も苦戦を強いられそう。
主な主力放出は千葉とティーラシンの移籍。
他にも多くの選手が移籍しているが出場時間的に痛手と言えるのはこの2人。
一方新加入選手は主にJ2からで注目は共に2桁ゴールをあげているドウグラスヴィエイラとレンタルバックの皆川。
12位 横浜F・マリノス
毎年悪い意味で移籍の話題に事欠かないマリノスは昨季イチの出世頭山中を初めとして伊藤やウーゴといった主力らを大量放出。
中澤や中町といった長年クラブを支えたバンディエラもクラブを去り新たな変革期を迎えようとしている。
毎年主力を引き抜かれるということはそれだけいい選手を獲得、育成していることの証左でもあるので新加入のブラジル人コンビはそれだけで脅威になり得る。
浦和お墨付きの即戦力李忠成に加え、三好とティーラトンも実績十分。
13位 名古屋グランパス
昨季は9節から21節まで最下位を独走していた名古屋だがW杯中断期間中の爆買いが実ってか中断明けの8月から怒涛の7連勝を記録。
最終節まで爆買いブーストがもつことはなく26節から失速し連敗を重ねるも7連勝のおつりが効いてギリギリで逃げ切り16位フィニッシュ。
革命家もそれを後押しするフロントも全くブレずに名古屋は今季も突き進むだろう。
不調と見るや夏に爆買いを敢行するのは結構だが名古屋の恐ろしいところは同カテゴリであるところのJ1から主力を引っこ抜いてくるところ。
ダイレクトに他クラブの弱体化と自クラブの強化を同時に、しかもシーズン中にやってのけるのだから恐れ入る。
14位 大分トリニータ
昨季のJ2では1位は松本山雅、2位が大分だったが監督の手腕は片野坂監督のほうが上だと見ている。
あとは保有戦力の差だが片野坂監督のサッカーに慣れ親しんだ複数の主力選手が移籍してしまったのは素直にマイナスだと思われる。
確かに加入した選手は即戦力級だが片野坂監督のサッカーは選手の個人能力よりも戦術への慣熟の方が重要と見ている。
とは言え思い切り私情を挟んでレンタル移籍したオナイウと伊藤のさらなる飛躍に期待し14位予想。
15位 湘南ベルマーレ
曺貴裁体制8年目。
良くも悪くも浮き沈みの無いシーズンだった昨季はついにクラブ初のJ1でのタイトル獲得。
ライザップ1社の支援で予算が大幅にアップすることもなく今年もオフは大量放出大量加入。
目立った大物は見当たらず今季もまずは残留が目標になりそう。
ルヴァンカップでブレイクした杉岡や松田といった若手を引き抜かれなかったことは朗報だが石川の離脱は間違いなく悲報。
16位 ベガルタ仙台
夏にチーム最多ゴール数をあげていた西村がロシアへ移籍しその穴を埋められないまま11位でフィニッシュ。
しかも今オフは多くの主力を放出。
新加入選手で即戦力になりそうな選手も見当たらない。
助っ人外国人シマオマテもフリートランスファーということで過度の期待は禁物。
最大の課題はやはりゴールゲッターの不在か。
17位 松本山雅FC
昨季浦和とは天皇杯3回戦で対戦した松本だがあの時は浦和は中断明け初戦、松本はミッドウィークからの連戦ということでターンオーバー。
あの試合を基準に今季やれるかどうかを測るのは参考にし難い。
初昇格した2015年と今年の移籍情報を比較してみた。
松本はJ1初昇格した2015年は降格しているが当時は船山の離脱が響いたのだろうか?
では今オフはどうかというと石原という主力が抜けている。
おそらく今季もかなりの苦戦が予想される。
18位 ジュビロ磐田
シーズン序盤に主力のムサエフとアダイウトンの2人が揃って怪我のため長期離脱。
ギレルメは試合中の暴力行為によりシーズン中に放出。
昨季のジュビロはとにかく助っ人外国人受難のシーズンだった。
結局残留争いにまでもつれ込んだジュビロの今季に向けた明るい材料が全く見当たらない。
何せJ1でたったの7人しか人の入れ替えがなくこれは今オフJ1クラブで最少人数。
それこそ長期離脱した2人が昨季終盤に復帰できて今季は開幕から試合に出れそうなことくらいが唯一の救いか。
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