2018年4月1日日曜日

2018 J1リーグ 第4節 横浜F・マリノス戦

スターティングメンバー

■1失点目
後半35分。
レッズ自陣右サイドで天野がボール保持。
中のユンイルロクへ横パス。
ユンイルロクは前を向けず後ろの扇原へリターン。
扇原は最初と同じ位置の天野へ戻す。
天野はタッチライン際の山中へ縦パスを入れると同時にダッシュ。
天野を使わず中へ切れ込む山中。
守備の人数は十分足りているにもかかわらず誰もボールを奪いに行かず怯えるように山中から距離をとるレッズ守備陣。
ペナルティアークまで進んだところで右のウーゴへラストパス。
縦に突破するウーゴに興梠が遅れて反応するも止められず最後は西川と一対一。
右足でゴール右隅に突き刺した。

■ベストプレーヤー
西川周作
5点差くらいで負けていても不思議じゃないくらいひたすら攻められ続けたこの内容でウノゼロで終われたのはひとえに守護神西川の存在が全て。
「人数さえ足りていればもう安心」とでも思っているかのように相手ボールホルダーに誰も守備に行かず右に左に縦に通されるパスを眺めている選手が多かった。
そんな守備だからペナルティエリアに易々と侵入されるわ、決定機作られてシュート打たれるわでこの日の西川は大忙し。
ファインセーブ連発で幾度も相手のゴールを阻止したがその頑張りが報われることはなかった。

■ワーストプレーヤー
武藤雄樹
いつまで経っても安定しない足元の技術の無さはいつからか完全に諦めていて、多少のパスミスやボールロストは献身的な守備等によって帳消しにし、自分の中ではいつしか「プラマイゼロの選手」として定着していたのが武藤。
だがこの日の収支は完全にマイナス。
パスを受けて、一人で時間をかけて味方を攻め上がらせ、ボールロストし被カウンター、の流れを何度も繰り返し何度もレッズを危険に晒した。
一人で仕掛けて縦に突破などどうせあり得ないのだから、事前に首振って向きを変えて受けたらはたくだけのシンプルなプレーに徹するべきでは。
レッズに来てからこの日まで全ての試合での働きぶり、貢献度によって判断するのではなく、監督にはその日だけのコンディションを見て判断し客観的に選手を起用して欲しい。

■総評箇条書き
  • 前半序盤に興梠へのいいスルーパスが2本入るも2本ともオフサイド
  • 前半だけでオフサイド5本はさすがに多すぎる。興梠は動き直しが足りないのでは?もしくはライン見てない?
  • とにかく中盤でボールが全く奪えないし取りきる守備をしているようにも見えなかった
  • ディフェンシブサードまでボールを運ばれても誰もボールを奪いに行かないのはどういうこと?
  • 挙句の果てにペナルティエリアまで進入されてもボールウォッチャーやってる選手の多さに絶望
  • 疲れで集中力の切れる後半ならまだしも既に前半からそういうシーンがあった
  • ディフェンスを開始するラインをどこに定めていてどこでボールを奪うのか本当にチーム全体で共有できていたのか
  • それが最終ラインだとするならちょっと低すぎやしないか、あまりにリスクの高い守り方ではないだろうか
  • あの前半の内容をもってして「いい試合ができている」と本当にロッカーで選手たちに監督が告げたとするなら、これ以上の引き延ばしは無意味ではなかろうか
  • 後半の武藤は今日も完全なブレーキとして何度もレッズの攻撃を停滞させ、マリノスのカウンターチャンスに一役買っていた
  • あの出来で武藤をフル出場させる監督の判断に疑問
  • マウリシオはもっとビルドアップに絡ませるべき、彼がボールを持ち上がった時には何かやってくれそうな期待感がある
  • 青木なり長澤なりが下がってカバーすればそうそうピンチにもならないのでは…というのは楽観的過ぎる?
  • 後半は失点する前も後も疲労による状況判断の遅れが目立っているように見えた
  • 5連戦のラストなので疲労は仕方ないにしても「何故そうなる前に手が打てなかったか」を問いたい
  • 最早「良かった探し」すらままならないほどにレッズは壊れてしまったと感じた一戦
  • 唯一の朗報は山田直輝が数年ぶりにレッズの公式戦に出場したことか
  • 試合終了後のサポーターの行為が選手への最大の発奮材料になってくれることを願っている
<参考>
http://www.soccerdigestweb.com/news/detail/id=37182

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