2018年10月16日火曜日

2018 J1リーグ 第18節 サンフレッチェ広島戦

スターティングメンバー

■1得点目
前半24分。
西川から橋岡へのロングフィード。
自陣ミドルサード右で収めると降りてきた武藤へ横パス。
出してすぐ上がった橋岡へリターン。
佐々木と稲垣が立ち塞がったため青木へバックパス。
ワンタッチで前方のファブリシオへ出すと稲垣と水本に囲まれながらその2人の間を通し武藤へボールを逃がす。
トラップが流れたボールをなんとか収め青山のタックルをかわすように興梠へのスルーパス。
和田を振り切って抜け出した興梠は武藤が出したタイミングで飛び出していた林の右をすり抜けるシュートをダイレクトで放ちボールはゴール左のサイドネットを揺らした。
降りてきての攻撃のスイッチから囲まれながらのスルーパスから何から何まで武藤のお膳立てによるゴールと言っていいのでは。

■1失点目
前半36分。
バイタルエリア左で柏を青木が倒しイエローカードを貰い広島にFKを与える。
キッカーは柴崎。
ファーサイドゴールエリア内に右足で落とすと飛び込んだ千葉が頭で合わせるとボールはループ気味にゴールへ吸い込まれ同点。
千葉の瞬発力も柴崎のボールの質も言うまでもなく高くそこは敵を賞賛する他ないのは確かだが、あの位置でFKを与えたファウルを犯した青木とそのきっかけを作った柏の突破がそれ以上に致命的だった。
広島の巧みな所はキックオフ時には柴崎が右、柏が左のSHでセットしておきながら、決め手に欠けると見るやこの2人を入れ替え見事チャンスメイクして見せた所。
ただ同点後は元のポジションに戻っていたのでポジションチェンジはたまたまだった可能性も。

■2得点目
後半24分。
阿部からのパスを左サイドで受けた宇賀神。
ファーサイドの橋岡を狙ったクロスを上げるとエリア内中央の柏木が佐々木に倒されPK獲得。
佐々木がエリア内で倒すのはこれが初めてではないらしく、本人含め広島の選手は誰も主審に抗議に行かなかった。
キッカーは興梠。
一度だけフェイントを入れると林の逆を突き勝ち越しゴールを決めた。

■3得点目
後半30分。
柏からの横パスをミドルサード中央で受けた川辺を興梠とファブリシオが前後から挟んでボールを奪うとカウンター開始。
興梠からボールを受けたファブリシオは前を向くとそのままドリブル中央突破。
センターサークルを出る手前で右から青山、前から水本、背後に川辺の3人に囲まれたため右を併走する柏木へスルーパス。
完全に抜け出した柏木はエリア内に進入しファーサイドの宇賀神に右足で柔らかい折り返しのクロスを上げる。
宇賀神はこれを右足のボレーでゴールに突き刺し追加点。
まず3人引きつけてから柏木にスルーパス出せるファブリシオが素晴らしいし、柏木の柔らかいクロスにファーを見ていた視野の広さ、そして武藤と並ぶ宇宙開発者のはずの宇賀神が完璧なボレー弾を叩き込んだのも素晴らしい。

思い返せば2016年ACLラウンド16でFCソウルとの1stレグもボレー

2017年ACLグループステージでまたもFCソウル相手に決めたゴールもボレー
「レッズでボレーと言えば李忠成!」というイメージが強かったが近年は宇賀神のほうが決めていた。
お見事。

■4得点目
後半48分。
レッズ自陣左サイド深い位置でベリーシャからファブリシオがボールを奪ってカウンター開始。
宇賀神が大きくクリアしたボールを和田が頭で跳ね返す、阿部が拾ってすぐ様前方の李へ出す。
左のライン際に逃げるようにボールを運びアタッキングサード手前あたりでターンし後ろから上がってきたファブリシオへバックパス。
前方の阿部に縦パスを入れ阿部はワンタッチでファブリシオへリターン。
柏をかわし和田をかわし中央に向けてスルスルと前進するとペナルティアーク手前で右足のミドルシュートを放つ。
林は倒れながらなんとかボールを触るも止め切れずファブリシオにレッズ初ゴールを献上。

■ベストプレーヤー
ファブリシオ
とにかくまあボールがよく収まるから攻撃の起点になるわ、ポジショニングがいいから敵のチェックが厳しい時に預けられるわ、テクニックあるわ、おまけに守備もサボらないわで至れり尽くせりとはまさにこのこと。
噂ではファブリシオの移籍金が6.5億と聞いた日には、いよいよレッズの強化部も焼きが回ったかと憤慨したものだが、これほどの選手なら高くない買い物だったと強化部の慧眼に改めて驚嘆。
マルティノスやラファエルによく見られたプレーでもあるが、ドリブルで相手に突っかけてボールロストを繰り返す独善的なプレー、俗に言うオナドリが全く無いのが非常に良い。
武藤でも1試合に必ず1回はこれを見せるがファブリシオはゼロ。
言ってもファブリシオはこれでまだ2試合目なので完全にフィットしたらどうなるか実に楽しみ。
次点はパトリックを完封した槙野か、攻守両面で活躍した興梠か、年イチのボレー弾で突き放した宇賀神か。

■ワーストプレーヤー
青木拓矢
青木はこの日レッズにとって一番の脅威となった柏とのマッチアップが多かったせいか、失点のきっかけにもなったシーンを含めファウルで止めるシーンが散見された。
今のレッズの守備のやり方というのは中盤の負担がかなり大きいことは柏木のコメント等からも窺い知れるが、長澤が怪我で出場できない今だからこそ苦しくてもやり切らねばならないことは青木自身がよくわかっているはず。
堀体制下で最も成長したのは他ならぬこの青木だと思っているのでまだまだレッズの守備の蓋としてこのポジションに居座って頂きたい。

■総評箇条書き
  • 前半序盤はなかなかゴール前までボールを運べず相手最終ラインの手前でバックパスするシーンが目立った
  • 19分、自陣ミドルサードから一気に興梠に鋭い縦パスを入れる柏木、強すぎたせいかコントロールし切れず水本に拾われる、大きくクリアせず繋ごうとすると水本のパスを柏木がカットしダイレクトで右サイド裏のスペースへスルーパス、橋岡がこれに追いつきダイレクトでクロスを入れると千葉が頭でクリア、これがこの試合初めてのラインブレイク
  • 先制後は奪ってからボールを落ち着けられずお互いに単調な攻めを繰り返す時間が続く
  • 40分、センターサークルからマウリシオが柏木へ縦のミドルパス、柏木は一気に前線の興梠へ浮き球のフィードを入れるも前後を千葉と水本に挟まれ頭でクリアされる、さらに青山がこぼれ球をクリアするも中途半端になりこれを青木が拾いファブリシオへワンタッチでパス、2タッチ目で和田をかわし前を向くと左足のシュートを放つがミスキックとなるもこれが興梠の足元へドンピシャのパスとなる、右足のファーストタッチが少し乱れたところを戻った佐々木にクリアされる
  • ファブリシオはフリーになるポジショニングや相手を引きつけてギリギリで出すキラーパスが実に上手い
  • 前半AT、西川のゴールキックをアタッキングサード左で興梠が後ろ向きで収めると左を駆け上がるファブリシオへ受け渡す、進路を中央へ向け前後左右敵を4人引き付けるとフリーになったサイドの興梠へリターン、ダイレクトでマイナスのクロスを上げると落下点の青木がトラップをミスしボールを後ろへこぼすも戻りながら前の武藤へ出す、ワンタッチで反転し左足の低空シュートを放つもポストの右を逸れてボールは枠外
  • 広島の攻撃において左サイドの柏は大いに脅威になり、青木、岩波、橋岡誰が対応しても手を焼いていた
  • GKに直接キャッチもされず、ファウルにもならず、たとえ枠外でもしっかりゴールに向かって飛ばせるようになっただけでもここ最近のセットプレーの質が向上したことが非常によくわかる
  • 54分と56分に全く同じ形からレッズの右サイドから単純なクロスに中の選手が頭で合わせる決定機が立て続けに発生
  • レッズにとってみればここで失点をしなかったことが勝利に、広島にしてみればここで決め切れなかったことが敗北につながったのかもしれない
  • この2度の決定機は武藤の戻りが遅れて柏をフリーにさせたことから始まったと見たためか、武藤OUT阿部INで即座に手を打つ名将オリヴェイラ
  • レッズに勝ち越しゴールを決められた後の72分にもCKから佐々木の決定機、やはりこの日は広島の決定力の無さに助けられた試合
  • この試合一番の見所は武藤の股をくぐる佐々木(しかも主審が止めてるシーンではなくオンプレー)
<参考>
http://www.soccerdigestweb.com/news/detail/id=44743

2018年10月13日土曜日

2018 J1リーグ 第17節 セレッソ大阪戦

スターティングメンバー

■1失点目
前半8分。
レッズの右、セレッソが左からCKを獲得しキッカーはソウザ。
ボックス内に5人配置するセレッソに対しマンマークで守るレッズ。
ソウザの蹴ったボールは西川に向かって飛んでくると西川はパンチング。
高木と競っていた青木の背中にボールが当たると浮いたボールをそのまま高木が左足のボレーでゴール。
競り合いに負けて倒れ込む青木も残念だが、パンチングで青木の背中に当てるだけでなく着地を誤り体勢を崩す西川はもっと残念。
西川、青木どちらにとっても意外性のあるボールだったということか。

■1得点目
後半32分。
レッズの右からCKを獲得しキッカーは武藤。
セレッソはゾーンで守備。
ファーサイドに滞空時間の長い山なりのボールを放り込むとファブリシオと槙野とソウザが競り合う形になり競り勝ったファブリシオが前へ落とす。
これを興梠がゴールに背を向けた状態から右足のワントラップで浮かせて素早く反転して左足を振り抜きゴール天井に突き刺した。
名古屋戦の2点目槙野のゴールで見せたように、ファーサイドにレッズDFを固めて「誰かが競り勝てばOK!」という分かり易く練習された形。
これでセットプレーからのゴールは天皇杯含め連続6ゴール目。

■ベストプレーヤー
西川周作
確かに失点シーンは青木よりも西川の過失が大きいのは事実だがそれこそミスは失点シーンくらいで、3度のビッグセーブでゴールマウスを守ったレッズの守護神がマンオブマッチ。
フィードの質がずっと低下したままなのが気になる…。

■ワーストプレーヤー
武藤雄樹
攻守によく走りその献身性に助けられているのは事実だが時折見せる独善的なプレーが悪目立ちするのもまた事実。
ワーストと言えるほどの致命的なミスは無かったものの全盛期のパフォーマンスを目の当たりにしているサポーターとしては今の武藤は物足りない。

■総評箇条書き
  • 序盤はレッズにミスが多発し自陣に押し込まれる時間が続く
  • 失点後はややボールを握る時間が増えるものの依然としてミスが減らずショートパスすら満足につなげられない
  • だがレッズのミスを誘うようなハイプレスをセレッソが敢行していたかというとそうとも言えず
  • 高木とのマッチアップで一歩も引かずボールを戻させる19歳のルーキー橋岡が頼もしすぎる
  • 22分、自陣右サイド深い位置で橋岡が相手のパスをカットし柏木へパス、ファブリシオに出しカウンター開始、食いついてきたヨニッチをかわしドリブルで敵陣ミドルサードまで持ち込むと中の興梠へスルーパス、ダイレクトのミドルシュートを放つもキムジンヒョンのセーブで右にこぼれる
  • 試合開始22分にしてようやくシュートまで漕ぎつけたカウンターになった
  • 右サイドの攻略について武藤と橋岡のコンビネーションはかなりスムーズになった
  • 後半開始から10分くらい、セレッソは前半よりも前からの速いプレスを仕掛けていた
  • 最近のレッズの立ち上がりの悪さを狙ったかのような前プレスだったせいかその後は続かなかった
  • 65分、キムジンヒョンのロングフィードをマウリシオと柏木がお見合いでボールを見送ってしまい丸橋が敵陣左サイドで収める、すぐさまスルーパスを出し福満をレッズのDFライン裏に走らせる、青木がこれをカバーし先にボールを収める、2タッチ目でボールを前へ送ると橋岡がダイレクトで柏木へ落としてそのまま右サイドをダッシュ、柏木は体の向きを中へ向けたままソウザと木本の間を通すスルーパスを橋岡へ出すと中には興梠とヨニッチで2対1の数的有利な状況に、興梠へ出せば1点の場面でもあるが橋岡はエリア内に進入し自らシュートを選択、ボールはサイドネット外側を揺らすだけだった
  • 矢継ぎ早に交代カードを切ったオリヴェイラ監督だが柏木を交代して阿部を入れた時はビルドアップが成立するのか心配になったが攻守に破綻をきたすことなく阿部は上手くバランスをとっていた
  • 武藤にしろマルティノスにしろ成功率が低すぎる選手に限ってドリブル突破したがるのは何故?
  • 両チームともに走りに走った試合だった、走行距離こそ直近の試合と変わりないもののスプリント数が段違いだった、ホイッスルと同時にピッチに倒れこんだ選手がその激闘を物語っていた
<参考>
http://www.soccerdigestweb.com/news/detail/id=44412

2018年10月8日月曜日

2018 J1リーグ 第16節 名古屋グランパス戦

スターティングメンバー

■1得点目
前半39分。
左CKを獲得しキッカーは柏木。
ゾーンで守る名古屋に対しレッズは興梠だけをゴールエリア内に張らせてエリア内に3バックの3人+橋岡を配置。
密集地帯に放り込んだボールが長谷川と新井の間に落ちて上手く飛び込んだ遠藤が頭で合わせランゲラックの右に叩き込み先制点。

■1失点目
前半45分。
敵陣センターサークルから櫛引のパス。
新井が受けて右サイドタッチライン際に開いた宮原へパス。
小林がボールを受けに寄って出すと同時に宮原はダッシュ。
宮原と併走する宇賀神が離れた瞬間小林は宮原へ預ける。
宮原はハーフスペースのジョーへショートパス。
ゴールに対し背を向けた状態で受けたジョーは2タッチ目でシャビエルへバックパス。
誰もボールを奪いに来ないと見るやフリーで悠然と中央へ持ち込みゴールから18mくらいの距離で左足を振り抜くと、ボールは遅れて反応したマウリシオの右足に当たって絶妙なコースとなりゴール左上隅に突き刺さった。
アディショナルタイムという最悪の時間帯に失点。

■2得点目
後半24分。
またも左CKからキッカーは柏木。
先制点とは違いファーサイドに蹴り外から回り込んだ槙野が頭で合わせ勝ち越し弾。

■3得点目
後半31分。
またまたまたまた左CKやし。
1点目2点目と違い速い弾道のボールを蹴り、長谷川を振り切ってニアに飛び込んだ遠藤が追加点。

■ベストプレーヤー
遠藤航
この試合がホームラストゲームとなり浦和レッズを去ることになった遠藤の置き土産と言わんばかりの2ゴールを評価しないわけにはいかない。
守備面での貢献こそ目立たなかったものの右サイドを駆け上がり惜しいクロスを供給するなど攻撃に積極参加し力を発揮。
3ゴール全てをアシストした柏木や独善的なプレーが減り大幅に改善されたマルティノスも非常に良かった。

■ワーストプレーヤー
なし
強いて挙げるなら宇賀神。
あまり試合に絡めなかった。

■総評箇条書き
  • 序盤は比較的レッズがボールを支配する展開
  • 13分、遠藤が自陣センターサークル右から楔の縦パス、相手のDFラインと2列目の間で武藤が受ける、反転してペナルティアーク手前の興梠へパス、左から追い越してきたマルティノスへスルーパス、飛び出したランゲラックに止められシュートは打てず
    興梠は武藤が出す直前に裏へボールを出すよう指示したが足元へ出してしまったのが残念
  • 16分、自陣深い位置からこぼれ球をダイレクトで柏木がフィード、武藤がフリーで受ける、最前線を走るマルティノスにロングボール、収めるのに手間取り相手DFの戻りを許す、ペナルティエリア手前のハーフスペースで収めフェイントで牽制しながら時間を作る、機を見て一気に縦に仕掛けゴールライン際で中へ折り返す、櫛引と競り合いながらなんとか興梠がつま先で蹴るもボールはGK正面
  • 43分、西川のゴールキックに小林と競り合い頭で前へボールを送る橋岡、ゴールに対し後ろ向きで収めた興梠はそのまま柏木へバックパス、ダイレクトでマルティノスを裏へ走らせる浮き球のスルーパス、体を使ってうまく櫛引をブロックしシュートするもボールはGK正面
  • 48分、最終ラインからマウリシオが興梠へ相手DFラインの裏を狙ったロングフィード、完璧なタイミングで抜け出し一発で収めたものの右へ流れながらのシュートは新井にブロックされゴールラインを割る
  • 82分、敵陣ミドルサード右で柏木がボールを収めると一気にダッシュした武藤へノールックで縦パス、柔らかいタッチで一発で収めた武藤は中の興梠へクロス、フリーで完全に抜け出した興梠は触るだけのボールを盛大に宇宙開発
  • 1対1の対人守備だけならマウリシオより槙野のほうが上?
  • 前半22分の時点で名古屋のポゼッションが圧倒的に上回ってはいたものの、名古屋は殆ど攻撃の形を作れずゴールに迫れてもいなかったため数字に表れるほどの劣勢ではなかった
  • 前半失点の責任は柏木?マウリシオ?
  • マルティノスは攻守に渡って何も貢献できない今季最悪の新加入選手というイメージが中断前までの試合で強く残っていたが、シュート数、スプリント数、テクニック、帰陣しての守備と中断期間で大幅に改善された
  • 球離れの悪さから来るボールロストの多さが激減してシンプルにはたいて周りと連係したプレーが増えていたことが何よりの収穫
  • 荻原の守備は橋岡と比べるとかなり怪しい?
<参考>
http://www.soccerdigestweb.com/news/detail/id=44175

2018年10月4日木曜日

2018 J1リーグ 第15節 ガンバ大阪戦

スターティングメンバー

■ベストプレーヤー
遠藤航
守備面での貢献はもとよりこの日は攻撃面での活躍が目立った遠藤がマンオブマッチ。
このブログでも度々苦言を呈してきたフィードやクロスの質の劣悪さが目立つ遠藤がこの日は冴え渡るピンポイントなボールをバンバン放り込んだ。
他の選手が連戦の疲労からか合わないスルーパスやクロスを連発していたのに比べ遠藤だけは足元に出してもスペースに出してもドンピシャで「疲労のピークくらいが一番調子いいのか?」と疑うほど。
できるだけ右サイドの高い位置をとってブロックされたりカットされたボールのこぼれ球や、相手のカウンターチャンスに素早い反応でボールを奪って攻撃の芽を摘み取った。
持ち前の出足の良さを活かしたインターセプトや相手のラストパスに誰より早く反応し長沢やファンウィジョに仕事をさせない守備も見事。
攻守共に機敏な動きだった。

■ワーストプレーヤー
宇賀神友弥
守備面でのミスこそあまりなかったものの、目を瞑ってプレーしているのかと疑うほどのパスのズレやパスコース上の敵を無視するかの如く通らないパスを連発し度々ボールロスト。
味方と合わないスルーパスを何度も見ていると、普段いかに勘と呼吸とタイミングだけを頼りにサッカーをしているかというのがよくわかる。
連戦の疲れで体が重く出足が悪い、反応が鈍いといった受け手のコンディションが悪いなら出し手が調整するしかないが宇賀神にはそれが出来ず不器用さを露呈。
次点で長澤。
前半はあまりボールに絡めず後半はそのことを気にしてか積極的に前に出るも空回り。

■総評箇条書き
  • ガンバは立ち上がりからかなりのハイプレスでボールを追った
  • 前から人数をかけたハイプレスを敢行するガンバに対しレッズはピッチを広く使って長めのパスとダイレクトプレーで的を絞らせないプレーで対抗
  • その動きがよく出ていたのが8分、レッズ最終ラインに対し長沢がボールを奪いに来るとマウリシオは逆サイドの槙野へ、槙野へは藤本がプレスに来ると槙野は2タッチ目で左サイドライン際の宇賀神へ出すと宇賀神はダイレクトで斜め前に出す、これを下りてきた武藤がワンタッチで落とすとオーバーラップしてきたマウリシオが拾ってガンバ最終ライン裏のスペースへスルーパス、左サイドを走った柏木がアタッキングサード左でボールに追いつくとダイレクトでクロスを入れるも三浦にブロックされボールはラインを割る
  • 10分を過ぎたあたりからプレスも弱まり中盤でボールが収まるようになるレッズ
  • この日は宇賀神が高い位置をとっていることが多く、左サイドの宇賀神へのサイドチェンジが目立った
  • 18分、右サイドレッズ自陣深い位置で倉田のヒールを読んでいた遠藤航がカットしそのまま数歩持ち上がると中央を駆け上がる柏木へロングフィード、アタッキングサード左で収めた柏木はファーサイドの武藤へアーリークロス、ワンタッチで自分の左に落としインステップの左足のシュートを放つもボールは大きく枠の外
  • 15連戦のラストゲームということでやはり双方疲れの色は隠せない様子で度々ファウルで試合が止まり中盤での小競り合いが続く
  • 35分、敵陣深い位置の左サイドから宇賀神のスローイン、武藤に向かって入れるとペナ左角で受けてすぐにバックパス、遠藤航が受けて再び左サイドの宇賀神へ、対峙する藤本に対し細かいボールタッチから縦に仕掛け抜き切らないまま左足のクロス、ゴールエリア中央のファビオが触れずファーの藤春もクリアできず興梠が胸で落とす、勢いを殺し切れず落としたボールは体の前に転がるもなんとか右足を伸ばして蹴るが飛び出した東口の体に当たりボールはラインを割る
  • 38分、敵陣右サイドで何度か出入りを繰り返し機を窺う、遠藤航が右サイドから武藤に縦に入れる、武藤は藤春を背負いながら柏木へ落とし裏へ抜ける、柏木はワンツーで武藤へリターンするが浮き球のボールになり武藤は頭でなんとか収める、裏抜けに成功した武藤はエリア内右ハーフスペースまで持ち込むと右足でシュート(中の興梠へのクロス?)を放つもボールは東口の正面で弾かれる、こぼれ球を柏木が右足で打ち返すがこれは枠の外
  • 前半ラスト5分は相手を自陣に押し込んでボールロストしてもWBや最終ラインのカバーで即ボール保持しそこから波状攻撃ができていた、が最後の最後にマウリシオの不用意な仕掛けからあわや失点ものの決定機を作られる
  • 54分、レッズ自陣中盤から遠藤航が楔の縦パス、パスコース上の柏木がこれをスルーしてすぐ左にいた興梠がワンタッチで三浦が飛び出した裏のスペースへ柏木を走らせる、柏木の足元で収まらないのと足が遅いのとですぐにブレーキがかかるとアタッキングサード入口で反転、逆サイドの武藤へクロスを上げる、武藤はこれに頭で折り返すが中に飛び込んだ興梠は胸か腹で押し込もうとするも空振りに終わる
  • 78分、レッズ自陣中盤で興梠が奪われたボールのこぼれ球をマウリシオが拾い前方の阿部に縦に入れる、センターサークル左の長澤に出すとダイレクトで阿部へリターン、阿部もダイレクトで最前線のマルティノスへ出すとこれが繋がり単騎ドリブルでバイタルエリアまで持ち込む、左から寄せてきたファビオに対しバイタルエリアで切り返し左足にボールを持ち替えシュートを放つもGK正面やや左で東口は難なく両手でキャッチ
  • 右を橋岡がフリーで駆け上がっていたがこの場面はシュートで終われたので悪くない判断だったように思える
  • その直後ガンバのカウンターからレッズ最終ラインの倉田へのスルーパスを遠藤航がインターセプトしダイレクトで橋岡へ預けるとそのままオーバーラップ、橋岡はリターンし敵陣ミドルサード右でフリーで受ける遠藤航、アタッキングサード入口あたりで藤春とファビオの間を斜めに通すグラウンダーのクロスを入れると裏へ抜け出した興梠が滑り込み左足で合わせるもゴール左隅へのボールは東口が両手でキャッチ
  • 遠藤航のクロスも興梠の飛び出しも完璧だったのでこれはさすがに相手GKのファインセーブを褒めるしかない
  • ポゼッションにしろシュート数にしろ数字のうえではほぼ互角の戦いだったがお互いに作った決定機の質においてはガンバの方が上だったように思われる
  • ただ、フィニッシュの質が悪過ぎるのはどちらも同じだったのでゴールを割られず痛み分けに終わったのはアウェイのレッズにしてみれば幸運だったのでは
  • 途中出場で雑なパス出しておきながら受け手が収められなかったらオーバーリアクションで崩れ落ちるマルティノス
  • 旧交を温めるマルティノス
  • 浦和のエースのセクシーショット
<参考>
http://www.soccerdigestweb.com/news/detail/id=40613

2018年9月28日金曜日

【遠征メモ】パナソニックスタジアム吹田観戦 (3回目)


■経路
東京から新大阪までのぞみ自由席。
エルタナ、Boulangerie P&B、George Bagelの順に回ってベーグル購入。
昼食はオムライス。
過去2回は茨木駅からレンタサイクルでスタジアムまで向かっていたが今年は初めてモノレールを利用。
千里中央駅での乗り換えはかなり時間がかかった。

■席
カテゴリー5上層バック。
かなり後方でかなりの傾斜。
だが選手の姿はよく見えた。

■飲食
浪花オムライス
浪花オムライス 1500円

エルタナ
プレーン 180円
シナモンレーズン 180円

Boulangerie P&B
プレーンベーグル(写真、値段忘れ)

George Bagel
プレーン 200円

うどん 兎麦
(確か)生醤油定食 780円

2018年9月13日木曜日

2018 J1リーグ 第14節 サガン鳥栖戦

スターティングメンバー

■ベストプレーヤー
槙野智章
得点できなかった以上前の選手にMOMは与えられないので守備陣の中からこの日一番目立った活躍をした槙野をMOMに選出。
前半は主にロングフィードの空中戦で勝ちまくり、後半はイバルボを完封しシュートゼロに抑え込んだ。
浦和のエースキラーとして身体能力の高さを如何なく発揮した。
一方攻撃面はフィードの質がいまいちだった。
次点で遠藤。
槙野と対照的に決定的なロングフィードを前半だけで2本供給した遠藤は攻守に貢献した。

■ワーストプレーヤー
興梠慎三
ゴールを割れなかった責任をエース一人に負わせたいというわけではなくこの日の興梠は単純にミスが多かった。
確かに13連戦という過酷なスケジュールではあるものの興梠はカップ戦はベンチ入りすらしていないのにミッドウィークにフル出場している槙野があれだけのパフォーマンスを見せているのだから疲労を言い訳にはできない。
43分の遠藤のロングフィードと71分マルティノスのスルーパスのどちらかだけでも何とかモノにできなかったものか…。
次点はマルティノス。
先に挙げたスルーパス以外良い所無し。

■総評箇条書き
  • 8分、敵陣センターサークル右から遠藤のロングフィード、これを鳥栖最終ラインの柏木が胸でエリア内の興梠へ落とす、左足のワントラップでボールの勢いを殺しそのまま柏木へと繋げる、落とした後右へスライドしていた柏木が左足のワントラップからシュート体勢に入るもチョンスンヒョンのブロックによりシュートは打てず
  • 鳥栖は前半からレッズの最終ラインに前からプレスをかけていてレッズは序盤からビルドアップに苦労していた
  • この日の橋岡は吉田とマッチアップ、いつも思うが橋岡だけタスク重すぎやしないだろうか
  • 31分、左サイド深い位置から宇賀神がクロスを上げ中で興梠が橋岡へ落とすも吉田にクリアされる
  • 32分、またも左サイドから宇賀神によるアーリークロス、ファーサイドの武藤が頭で折り返し柏木が頭で突っ込むもチョンスンヒョンにクリアされる
  • 33分、裏抜けに成功した橋岡が右サイド深い位置からダイレクトでクロスを上げニアに詰めた武藤が頭で合わせるも競ったキムミンヒョクに当たりボールは枠を捉えられない
  • この3本はどれも質の高いクロスから、そしてどれも違うパターンから供給されていてこの時間帯のレッズの攻撃は多彩だった
  • 空中戦での勝利、からのマイボール率が高く単純なロングフィードによるカウンターをレッズ守備陣は許さなかった
  • 軽いボディコンタクト程度では笛を吹かない主審で流れがスムーズで見易かった
  • 鳥栖のシュート数をゼロに抑えたことからも前半はレッズが一方的に攻め続けたが決定機らしい決定機は少なめ
  • 49分、自陣ミドルサード右から遠藤が長い楔の縦パスを入れる、武藤がワンタッチで右の長澤へ合わせるもマークしていた原川がカット、浮き球で戻ったボールをチョンスンヒョンが頭で押し返すと橋岡が先に拾いダイレクトで長澤へ縦パス、前を向いた長澤はハーフスペースの柏木へ出す、柏木のレイオフで武藤がダイレクトで左足のミドルシュートを放つもボールはGK正面で権田のパンチングにより弾き出される
  • 51分、右サイド深い位置から橋岡のスローイン、武藤が受け縦に仕掛けるも原川を振り切れずターンしてから青木へ出す、ペナルティエリアを斜めに抉りゴールライン際でマイナスのショートパスを柏木の足元へ、右足のダイレクトで合わせるもキムミンヒョクのブロックによりクリアされる
  • そのクリアボールを武藤が拾って右ハーフスペースの橋岡へ戻す、すぐに吉田がチェックに行くとフォローに来た長澤に出す、原川と吉田に挟まれながら2人を吹き飛ばすように抜け出し先程の青木とほぼ同じ位置からニアに飛び込んだ青木に合わせようとするがキムミンヒョクによってクリアされる
  • 54分、右サイド深い位置から橋岡のスローイン、エリア内ハーフスペースの長澤へ出す、ゴールに背を向けたまま中へ移動しマーカーに奪われそうになりながらペナルティアーク右の武藤へパス、中へ移動したことにより長澤に鳥栖の選手が引っ張られスローインを受けた位置にスペースが生まれる、そこに柏木が待ち構え武藤が浮き球のスルーパスを出すもオフサイド
  • 後半開始早々レッズは立て続けに分厚い攻めを繰り返した
  • 後半に武藤が何度か見せた狭い中から浮き球のスルーパスが効果的で「武藤それ出来たの?」って思った
  • 鳥栖がイバルボ投入、レッズがマルティノス投入したあたりからレッズは効果的な攻めが減り試合は膠着状態に
  • この日の鳥栖の選手の中ではおそらくはイバルボ以上に脅威となった吉田を相手に橋岡は五分以上に渡り合ったというのに、マルティノスを投入し橋岡のポジションに配置するとマルティノスは吉田に全敗、これは完全にオリヴェイラ監督の失策
  • レッズの攻撃が停滞した終盤、何度かカウンターのチャンスを作られかけたが槙野やマウリシオの驚異的な集中力で未然に阻止
  • 90分通して鳥栖のCKはたったの1本、ボックス内でのシュートも1本、外からも1本とほぼレッズが支配した試合だったがレッズも鳥栖の守備を崩し切るまでには至らず最後までゴールを割れなかった
  • 豊田といいキムミンヒョクといい、マウスガードを付けるのは鳥栖の伝統?
<参考>
http://www.soccerdigestweb.com/news/detail/id=40290

2018年9月8日土曜日

2018 J1リーグ 第11節 湘南ベルマーレ戦

スターティングメンバー

■1失点目
前半29分。
自陣左サイドで柏木が最終ラインからのボールをフリックするも誰にも合わずボールロスト。
こぼれ球を山根が拾いゆっくり時間をかける。
その間にミキッチが(レッズの)左サイドを駆け上がり裏を狙う。
この時菊池がミキッチにも付かずパスコースも消せず非常に中途半端なポジショニングであっさりにミキッチに裏を取られる失態。
見事に抜け出したミキッチはゴールライン際で中へグラウンダーの折り返しを入れるとフリーで詰めた石川が右足で冷静にゴール。
菊池はこの試合からリーグ戦で10試合出番から遠ざかった。

■ベストプレーヤー
アンドリューナバウト
ワイドに開いて裏を狙う走り、ボールサイドに顔を出し味方のフォローなど、その体つきとは裏腹にかなり気の利いたプレーで攻撃を牽引した。
とにかく彼が投入されて以後のレッズの攻撃時には常にどこかでボールに絡む彼の姿があった。
欲を言えば、ボールを貰って即リターンという場面も複数見られたためもう少し積極的に自らシュートを打っていってもよいのでは、とも思った。
一度も打たなかった訳ではないのであくまで状況を見たうえでの判断なのかもしれないが。
次点でこの日何度も決定的なパスを通した柏木。
(失点のきっかけにもなった前半のボールロストは反省していただきたいが・・・)

■ワーストプレーヤー
長澤和輝
スタメンを外れベンチスタートになったこと自体どこか体の不調を訴えてのことだったのだろうか?
などと、いらぬ勘繰りをしてしまうほどこの日の長澤のパフォーマンスは精彩を欠いた。
中を見ず闇雲に上げるクロスや、持ちすぎてボールロストするなどどこか余裕がない。
本当に不調なら出るべきではないし、そうでないなら後半だけであの出来では今後の起用も考え直すべきレベル。
次点で何度もデュエルに負けボールを奪われた橋岡。
攻撃時全くボールに絡めず失点シーンで致命的なミスを犯した菊池も同じく低調。

■総評箇条書き
  • 序盤から湘南はかなり前からプレスに来た
  • 攻撃時は幅をかなり広く使ってサイドチェンジを織り交ぜレッズの守備を左右に揺さぶった
  • 14分、西川のグラウンダーのスローから柏木が中央で受けてカウンター開始、中央を独走しアタッキングサードに差し掛かると湘南ライン裏を狙った浮き球のスルーパスを興梠へ出す、ボールがやや右に流れジャンプして興梠が左足で飛び出した秋元より先に触るもボールは枠の外
  • 16分、レッズ自陣右から湘南のスローイン、右サイド深い位置に向かって投げ入れると遠藤が頭でクリア、山田が頭で後ろに戻す、橋岡が頭で合わせて前へ送る、武藤が頭でフリックすると駆け上がった山田の前の絶妙なスペースにボールが落ちる、前には興梠と湘南DF2人で2対2、山田はダイレクトでスルーパスを送ると抜け出した興梠が右ハーフスペースでこれを収めゴールに迫る、中央へ向かって斜めにドリブルすると坂に追いつかれエリア内でストップし反転、左後ろから詰めた山田へ横パス、ダイレクトで左足のシュートを放つもGK正面に飛んだボールは秋元のパンチングでバーの上へ
  • 湘南は先制してからも自陣に引き篭もるようなこともなく前からのプレスで果敢にボールを奪いに来た
  • 一方失点したレッズはビルドアップから既に怪しくなりプレスのかかっていない状態でもミスを連発、なんとかゴール前まで運んでも連係ミスでシュートが打てないシーンを繰り返した前半
  • 後半開始直後、アタッキングサード左から武藤が山根と杉岡の間のスペースへ興梠を狙った浮き球のスルーパスを入れるも山根にクリアされる、クリアボールを後方から猛ダッシュしてきた阿部が拾いバイタル中央すぐ右の柏木へ横パス、ワンタッチ入れて最終ラインの興梠へラストパス、興梠のシュートは山根のブロックによりクリアされる
  • 遠藤はどうしても縦ポンがやりたいのならもっとフィードの質を上げてからにしてほしい
  • 後半早い時間から全体にパスミス、トラップミスが目立ち始める
  • 何より多いのが首振って周り確認してる間に奪われたり、セーフティにクリアすべき状況で持ち上がって奪われたりといった判断ミス
  • 判断が遅いせいか相手の出足がいいせいかやたらとインターセプトでボールを奪われるシーンも目に付いた
  • 後半開始直後の決定機以後はそれらのミスにより押し込まれる時間帯が後半開始から10分ほど続く
  • 52分の相手CKの場面はどういう守備の仕方により石川がフリーでシュートを打てているのかよくわからない(マンマークなのかゾーンなのか?)
  • 58分、ハーフウェイライン左の槙野から武藤への縦パス、下がりながら受けた武藤はワンタッチしてすぐ交代直後のナバウトへ浮き球のスルーパス、左コーナーフラッグ付近で収めたナバウトはハーフスペースの長澤へ横パス、エリア内で収め前を向いた長澤は右足で逆サイドの宇賀神へクロス、宇賀神はこれをダイレクトの左足でシュートを放つも松田のブロックにより勢いを殺され高橋によりクリアされる
  • 65分、自陣最終ラインのマウリシオからのロングフィードをミドルサード左で柏木が受けると2タッチ目で武藤へ裏狙いのスルーパス、高山を振り切れずアタッキングサード左で反転するとガラ空きになったハーフスペースに後ろから走り込んできた長澤へ横パス、トラップが乱れたせいか左へ流れた長澤はペナ左角の柏木へバックパス、少し下がって槙野へバックパス、左サイドに開いていたナバウトへ縦パス、下がりながら中へ突破すると見せてエリア内の柏木とワンツー、もう一度柏木へ戻すも石川がカットしボールは後ろへ逸れる、これを後ろから詰めた槙野がダイレクトでクロスを上げる、ゴールエリア右に飛び込んだ宇賀神が頭で合わせようとするも僅かに届かず空振り
  • 70分を過ぎたあたりからシンプルにクロスを放り込んでゴール前で空中戦を挑むシーンが増えた
  • ナバウトの高さを活かしたいといった思惑があればまだ理解できるものの興梠を狙ったクロスのほうが圧倒的に多くクロスの質もその意図も疑問が残った
  • 78分、左サイドからドリブルで持ち上がった武藤はアタッキングサード手前でライン際の興梠へ横パス、高山を背負いながらボールを受けに来た長澤へパス、高山から離れたタイミングで興梠へリターン、ダイレクトで中央のナバウトへショートパス、ナバウトもワンタッチで長澤へパス、長澤のトラップが流れ山根にクリアされる、これを柏木が真っ先に拾い前を向くと山根と高山の間にできたチャンネルで待ち構えていた興梠への縦パス、エリア内に進入した興梠はシュート体勢に入ってもすぐには打たず坂のアタックを切り返しでかわすと高山と山根に囲まれ右のナバウトへ横パス、ワンタッチで興梠へリターンするとすぐに高山・山根がナバウトの方にスライドしたため興梠はフリー、右足で浮き球のシュートを放つも高山のつま先によって軌道を逸らされたボールは枠外へ
  • 80分、敵陣右ハーフスペースで阿部からボールを受けた遠藤は菊地をかわし中へ切り込むとマウリシオとのワンツーで石川をかわす、マウリシオからのリターンをワンタッチでナバウトに合わせるとナバウトはすぐさま右足のシュート、ボールはポスト左を逸れ枠外へ
  • 82分、アタッキングサード左で槙野からライン際の武藤へ展開、細かいタッチで石川との駆け引きの末抜き切らないまま右足でクロスを入れると中で上手くマークを外した興梠がダイビングヘッド、角度を変えるだけのヘッドだったが秋元は右に横っ飛びでボールをキャッチ
  • 終了間際、せっかくマウリシオを前線に攻め残らせておいてそれでもなおパスワークにこだわりパワープレーしようとしないのはどんな意図があったのか?
  • とにかく湘南はよく走りよく守り、特に球際に厳しくしつこく食らいつき簡単に前を向かせず最後まで1点を守り切った
  • いつでもしつこく食らいつく湘南の守備と比べるとレッズの守備は失点シーンもそうだがボールホルダーへ正面からはあまり厳しく行かないのが対照的でその差が直接結果に反映されたようにも見えた
<参考>
http://www.soccerdigestweb.com/news/detail/id=39536