2018年12月3日月曜日

2018 J1リーグ 第30節 鹿島アントラーズ戦

スターティングメンバー

■1失点目
前半36分。
レッズ自陣ミドルサード(鹿島から見て)左から土居の横パスをアウトサイドの山本が受ける。
パスアンドムーブで土居が真っ直ぐ上がると青木が引っ張られそこに空いたスペースにボールを出す山本。
下がった安西が滑り込みながら前へ出すとスライドした青木と食いついたマウリシオの間を通されセルジーニョにボールが渡る。
バイタル中央で受けたセルジーニョは山本のコーチングでエリア内左ハーフスペースの山本へパス。
ダイレクトの右足で山なりのクロスをぽっかり空いた逆サイドへ放り込むと後ろから走り込んだ西が右足のアウトサイドでボレーを放つ。
宇賀神と青木の間をすり抜け西川も触れずゴール左に鋭く突き刺さり先制点。
セルジーニョにボールが入った瞬間山本は森脇の背後を一気にダッシュしてボールを要求しているが、一方の森脇はと言うと背後のスペースを突かれていることにも気付かずフラフラとボールサイドに寄っていき結局山本にフリーでクロスを上げさせている。
西を誰もケアしていなかったことや簡単に食いついたマウリシオや青木の対応等も問題ではあるが未然に防げたとしたら森脇だったと思う。

■1得点目
後半6分。
(レッズから見て)左CKを獲得。
キッカーは柏木。
ペナルティマークを中心に槙野岩波マウリシオのレッズDF陣が固まりその3人を昌子山本小笠原チョンスンヒョンの4人が囲むようにマーク。
左足でアウトスイングのボールをニアサイドに放り込むと岩波が頭で合わせてゴール右サイドネットへ流し込み同点。
柏木が蹴る前に細かい駆け引きを繰り返し岩波だけがニアに飛び込んで左足でしっかり踏み切り軌道を変えるだけの絶妙なヘディング。
クォンスンテは一歩も動けず。

■2得点目
後半14分。
宇賀神からのバックパスを敵陣ミドルサード左ハーフスペースで受ける青木。
バイタル中央にボールを入れると下がりながら受ける武藤。
小笠原が食いついてくるも2タッチ目で時計回りにターンするとあっさりかわし前を向き豪快に左足を振り抜きゴール右隅に突き刺した。
どちらかと言えば泥臭いゴールの多い武藤のこんなゴラッソを見るのは本当に久しぶり。

■3得点目
後半47分。
ペナルティエリアで阿部が奪ったボールを青木が引き取り前方のナバウトへ出す。
昌子のプレスから逃げるように右タッチラインへ退避し首を振って武藤の上がりを確認すると右足で浮き球のフィード。
ミドルサード右でこれを収めた武藤は中央へ進路を変えると背後に昌子、前にチョンスンヒョン、左に永木の3人に囲まれる。
体を左に振って相手の体勢を崩してから右足でチョンスンヒョンの股下を通し完全に抜け出す武藤。
右から迫る昌子に対しあえてコースを右に変え昌子の進路に先に体を入れる武藤。
エリア内まで進入し右足を振り抜くと再びクォンスンテの股下を抜いてダメ押しの追加点が決まった。

■ベストプレーヤー
武藤雄樹
試合序盤から何度も仕掛けては抜き仕掛けては突破し再三チャンスメイクしていた武藤。
ほんの少し前までなら「成功した試しなんか無いんだから余計なことしないで周りを使え!」とTVの前で罵声を浴びせていたものだが、これだけのパフォーマンスを見せ付けられたら「もう好きに仕掛けまくってくれ!」と言わざるを得ない。
この手の個人技は今よりゴール数を稼いでいた2,3年前には見られなかったものであり「浦和のエースナンバーを背負っていたあの頃の武藤が帰ってきた」という表現は適切ではなく未だ進化し続ける新たな武藤が見れたと言うべき。
ラストのダメ押し弾に至っては、3人を抜き去ったスキルよりも90分+AT2分走りに走って自陣深い位置からのロングカウンターを独力で見事決め切ったことに感動した。
次点で同点弾で逆転の口火を切った岩波。
同点弾だけでなくこの日は3バックの中で最も攻守に貢献度が高かった。
長澤も疑惑のシーンさえ無ければ攻撃面での評価は高かったのだが・・・。

■ワーストプレーヤー
なし
飛び抜けてワーストと言える選手こそいないものの複数の選手のプレーに不満を覚えた。
青木はトラップが大きくなってボールロスト、柏木もゴール前でトラップミスによりチャンスロス、長澤はエリア内であわやPKもののバックチャージ、森脇は失点シーンで悠々ジョグで戻り易々とクロスを上げさせた。
長澤以外は全て前半に集中しているミスでありこれらを減らすことができていればもう少し楽に勝てた可能性もある。
サポーターは相手によって因縁や怨恨の感情も増減するのは仕方ないとしても、選手たちは慌てることなく可能な限り冷静に努めあくまで34試合のうちの1試合としてプレーして頂きたい。

■総評箇条書き
  • 1分、クソンユンのフィードをアタッキングサード左ハーフスペースで宇賀神がカット、左足でエリア内ファーサイドの興梠へクロス、胸でトラップしチョンスンヒョンのディフェンスに前を向けず時計回りにターンするとぽっかり空いたバイタル中央のスペースにグラウンダーのボールを出すと森脇が左足でダイレクトのシュートを放つもボールはバーの上
  • 鹿島は守備時、立ち上がりこそ前から行く姿勢を見せたもののレッズが主導権を握ると前線の選手は中盤との距離感を気にして前から来なくなっていった
  • 序盤のレッズの攻撃のポイントは宇賀神を狙ったサイドチェンジや武藤、長澤が下りて前線につなぐビルドアップ
  • 9分、敵陣中央で宇賀神からの横パスを下がって受けた武藤、前を向くと武藤が空けたスペースに左から走り込んだ柏木へ縦に出す、エリア内で受けた柏木はチョンスンヒョンのディフェンスに前を向けずそのまま右へ流れると森脇へ戻す、ペナ右角で受けた森脇はさらに岩波まで戻す、岩波は右に開いていた柏木へ縦に出す、ゴールに背を向けたまま受けて下がりながら中を見ると左へ少し移動してからチョンスンヒョンと安西の間を通しバイタル右ハーフスペースの長澤の足元へ縦パス、フリーで受けた長澤はエリア内中央の武藤へパスを出すと同時に中へダッシュ、永木を背負ったまま長澤へリターンするとダイレクトで左足のシュートを放つもボールは右ポストを直撃しそのままゴールラインを割る
  • 11分、西川のゴールキックを敵陣で森脇が山本に競り勝ってバックヘッドで前線へ、後ろから足を出したチョンスンヒョンにも倒されずに収めた興梠が右アウトサイドの武藤へ横パス、切り返しで山本を、ルーレットで昌子をかわしバイタルエリア右の長澤へ出すとエリア内右ハーフスペースをそのまま直進した武藤へスルーパス、抜け出した武藤はダイレクトで右足のシュートを放つもボールはクロスバーを僅かにかすりゴールラインを割る
  • 武藤、興梠は序盤から調子が良さそうでキレのある動きを見せていたが対照的に精彩を欠いていたのが柏木と青木だった
  • 荒いチャージ、雑なホールディングを食らっても痛がらずすぐ立とうとする興梠と武藤が素晴らしい
  • やたらと柏木への警戒心が高いようで、柏木が動き出すと下がってボールを受ける動きでも前に出る動きでも誰かしらが食いついてくるので柏木が囮になってスペースを作って興梠が受けるシーンが2度あった
  • お互いにファウルの多い試合ではあったがヒートアップする会場をよそに選手自身はつとめて冷静に振る舞っていた
  • 鹿島の守備がバタバタしなくなったせいかレッズは中盤にもサイドにも繋がらなくなると徐々に試合は鹿島ペースに
  • 先制されて以降もレッズがボールを握る時間が続くがゴール前での崩しのアイデアが足らずなかなかシュートまで持ち込めない
  • 50分、レッズ自陣ミドルサード右で岩波からハーフウェイラインのタッチライン際の森脇へパス、森脇は左足で浮き球のボールを前線右ハーフスペースの興梠へ出す、ペナ右角で収めた興梠は縦への仕掛けを見せてチョンスンヒョンを抜き切らずに中へクロス、中で武藤がヘディングをほぼ空振り同然にかするとファーサイドの宇賀神が左足のダイレクトでシュートを放つもボールはGK正面でクォンスンテがセーブ、こぼれたボールを西が外へ出しゴールラインを割る
  • 後半早々に今度は昌子に武藤や長澤をエサに食いつかせてその背後のスペースを突いて崩そうとするシーンが2度見られた
  • 逆転後のレッズは例によって「ボール持ちたくないマン」に変身しマイボールにしたら蹴っ飛ばし引き気味の守備でセカンドボールを悉く奪われるのと相手の交代カードによって防戦一方になり再三ゴールを脅かされることになる
  • 特に鈴木への執拗なタックルやチャージによって山のようにFKを与えていたが、鹿島はセットプレーにおいて必ず最後はゴール方向にボールを飛ばしていたのが枠外であっても十分な脅威になっていた
  • 競り合いに負けるならまだしも競り合うことすらできずにフリーで合わせられるシーンを何度も見ているとお世辞にもセットプレーの守備が向上したようには見えなかった
  • 80分、レッズから見て左CKを鹿島が獲得、キッカーはセルジーニョ、速くて鋭いボールを中央に放り込むと興梠が頭で跳ね返す、こぼれ球を武藤が左サイドで後ろ向きで収め永木が背後からプレス、時計回りに大きくターンし前を向くと背後のスペースに小さく蹴り出し一気に抜け出す武藤、敵陣ミドルサード中央までドリブルで持ち込むと左サイドに開いていた柏木へパス、左足でクロスを放り込むも詰めた柴戸は届かない
  • この日一番面白かったのは何度もやり合った武藤と昌子のマッチアップ
  • 長澤×小笠原もなかなかのバチバチ具合
  • 遠藤にガッツリ股間を掴まれ一瞬悶絶する青木
<参考>
https://www.soccerdigestweb.com/news/detail/id=49058

2018年11月28日水曜日

2018 J1リーグ 第29節 ベガルタ仙台戦

スターティングメンバー

■1得点目
前半23分。
レッズ自陣深い位置左から宇賀神のロングスロー。
これが一気に最前線の興梠へ渡りアタッキングサード入口のタッチライン際で収める。
反転し長澤へバックパスすると右足でロングのアーリークロス。
これをどフリーの橋岡がエリア内右ハーフスペースで頭で合わせるとボールはシュミットダニエルの頭上を越えてゴールへ吸い込まれた。
まず橋岡が右のスペースへボールを要求する直前、マークしていたはずの関口は途中で足を止め橋岡を完全にフリーにした。
次にシュミットは何故か少し前に出ていたためループ気味のボールに触れなかった。
この2点が仙台の失点に繋がった。

■1失点目
前半38分。
ディフェンシブサード右で阿部に対し岩波のタックルがファウルになりFK献上。
キッカーは野津田。
ペナルティエリアのライン上に均等に人を配置しゾーンで守るレッズ。
低くて速いボールを蹴るとラインの手前で待ち構えていた板倉が蹴る直前に動き出しニアサイドへ飛び込み頭で合わせるとゴール左隅へ鋭く流し込み同点。
質の高いセットプレーではあるが今季これで何度セットプレーから失点をしているか本人たちに自覚はないのか。
なんと仙台はこのゴールがFKによる今季初ゴールらしい。
そんな相手にまであっさり失点するセットプレーの守備の悪さは改善して頂きたいがそれ以上に危険な位置で軽率なファウルが多すぎないだろうか。
ファウルをするなとは言わないのでもう少し「行くべきか行かざるべきか」という判断の質を上げてもらいたい。

■ベストプレーヤー
宇賀神友弥
先制点のきっかけにもなったロングスローが立派に戦術兵器として役立っていたし、ワンタッチで中へ折り返したりスルーパスであったりいつもの連係は右サイドの崩しよりも有効だった。
試合全体を通しボールは右サイドに偏っていたが有効打は左サイドのほうが多かった。
終盤に見せた2本のミドルもしっかり枠を捉えていたことも高評価。
ただ後半無駄なファウルで度々相手選手を倒していたのは要反省。

■ワーストプレーヤー
柏木陽介
失点して以降何故か一人やたらと攻め急いでいて雑なロングフィードを連発。
相手に蹴らされているボールには見えなかったので単純に柏木が焦っているようにしか見えなかった。
現地で見ていた時点では戦犯岩波を確信していたが映像を見直すとこの日は他の選手にも余りにファウルが多く、失点後も続々とFKを与えていたので失点のきっかけとなったあのファウルだけで戦犯扱いはできなくなった。

■総評箇条書き
  • 序盤仙台はロングボールを多用し裏抜け狙い、レッズはサイドを起点に丁寧にビルドアップ
  • 5分、柏木から興梠へのスルーパスはギリギリ通らず
  • 9分、長澤の足元パス→武藤GK正面シュート
  • 11分、ガッツリオフサイドにしれっとボールを受けて聞こえないフリしてシュートまで持っていく興梠
  • 13分の岩波のFK、その直後の仙台ゴールキック、先制点のきっかけになった宇賀神のスローインと悉く蹴る瞬間投げる瞬間を映さないDAZN
  • 13分、仙台のゴールキックを柏木が頭で跳ね返し平岡が頭で跳ね返す、後方からダッシュした青木がさらに頭で跳ね返すと平岡を背負いながら興梠が収め柏木へ戻しようやくボールを落ち着かせる、敵陣ミドルサード左ハーフスペースでボールを受けた柏木は4mほど前進しタッチライン際の宇賀神へ出すと左足のワンタッチで柏木とワンツー、左足でクロスを上げるとニアに飛び込んだ武藤が頭で逸らすも板倉のブロックによりボールはラインを割る
  • いつの間にやら宇賀神のロングスローが立派に戦術兵器として活用されているのは流石のオリヴェイラ監督
  • 18分、ミドルサード右から岩波から縦パスを入れると武藤がワンタッチ入れてライン際の橋岡へ落とす、すぐ武藤へリターンし即座にダッシュすると武藤も縦にスルーパス、橋岡には関口がピッタリ付いていたが武藤はかなり遠目の敵陣深い位置まで出したためスプリント勝負に勝った橋岡がニアサイドの興梠へダイレクトでクロス、右足のジャンピングボレーを放つも右サイドネット外側に刺さりボールは枠の外
  • 27分、押し込まれた状態からの自陣でダイレクトプレーによる美しいボール回し
  • 前半の柏木はクロスにしろCKにしろGKに直接キャッチされないボールを蹴っていたのが好印象、後半はいつもの柏木だったが・・・
  • 37分、最後のスルーパスは通らなかったもののスペースに顔を出してボールを受ける青木
  • 40分、レッズ自陣槙野のサイドチェンジから橋岡がアタッキングサード右で頭で中へ折り返すとバイタルエリア右で受けた長澤がエリア内右ハーフスペースでシュートを放つもボールはGK正面
  • 中途半端なクリアをする橋岡、判断の遅い青木、なんでもない横パスがズレるマウリシオと、後半の立ち上がりから締まらないプレーを連発するレッズ
  • 仙台は先制点のFKも55分のCKも完璧に練習された形に見えるが何故これで29節の終盤まで得点が無かったのか?
  • 後半何故か柏木だけやたらと攻め急いでいるように見えた
  • というか柏木に限らずレッズは全体的にアップテンポで縦に速い攻撃を仕掛けていたのは相手のペースに乗せられていただけでは
  • 86分、敵陣ミドルサード右から岩波が縦に入れ右タッチライン際で柴戸が受ける、奥埜をかわし下がりながら受け手を探すと浮き球のスルーパスをバイタルエリア右に放り込む、阿部がボールの落下点でワンタッチで落とし武藤が中央に向かって前進、目の前には仙台の選手が3人立ち塞がっていたため左から受けにきた宇賀神へ渡すとダイレクトで右足のミドルシュートを放つがシュミットダニエルによって左へ弾かれる
  • 90分、仙台のゴールキックは奥埜が頭で逸らすと槙野が最終ラインから頭で跳ね返す、セカンドボールを拾った椎橋がボールの処理を誤りすかさず柏木がボールを奪う、追い越す武藤へ渡すと前にはナバウト、その後ろに大岩と板倉、ナバウトは左へ流れる動きでボールを受けるとエリア内左ハーフスペースで右足のシュートを放つがボールは右のポストを逸れて枠の外
  • ナバウトは短い時間ながらも効果的なスペースへの走りで上手く味方からボールを引き出していた
  • 後半AT5分、レッズが左CKを獲得、キッカーは柏木、ニアサイドにアウトスイングのボールを放り込むと仙台の選手に頭で跳ね返される、宇賀神がバイタルで頭で押し返すと野津田に競り勝ったマウリシオが頭で左へ流す、再び宇賀神の下へ転がり込んできたボールに左足でボレーを放つとGK正面のボールにはなるもシュミットダニエルは体の前に叩き落すのがやっと、こぼれ球に槙野が反応し右足を合わせるもシュミットの左肩に当たりボールはクロスバーの上へ
  • ポゼッションこそ仙台が上になったものの試合全体を通して決定機を作った数はレッズが上だった
  • 特に前半の失点するまでの守備は相手が非常にやりにくそうにビルドアップしていたこともあり、いいプレスをいい距離感でやれていた
  • 失点して以降、特に後半になるとそれまでの丁寧なビルドアップが影を潜めロングボールを雑に蹴っ飛ばすシーンが増えていった
  • このあたりはレッズの問題というより、追いついて落ち着きを取り戻した仙台の意識の変化と渡邉監督によるハーフタイムの修正が大きかったのかもしれない
  • そして主導権は仙台に握られ失点してもおかしくない決定機を作られ始めたがギリギリ耐えると今度は双方にファウルが増え始め試合はこう着状態に
  • 終盤に投入された選手の質で相手を上回ったレッズは再び流れを引き寄せると立て続けに相手ゴールを脅かしたが最後までゴールを割ることはできなかった
<参考>
http://www.soccerdigestweb.com/news/detail/id=48299

2018年11月25日日曜日

【遠征メモ】ユアテックスタジアム観戦 (2回目)


■経路
大宮から仙台までやまびこ自由席。
着いて即ランチ。
観戦後はDATE BIKEで自転車をレンタルしてパン屋巡り。
何故ドコモのバイクシェアは一つのアカウントを全てのエリア共通で使用できないのだろうか。

■席
昨季同様S指定席バック。
今年はレプユニ着用で観戦。
西日直射も昨季同様。
もし来季も来るならもっと後ろの席でいい。

■飲食
以下全店日曜営業
陽だまり食堂
オムハヤシセット 900円

mirokU
古代小麦ブレッド(プレーン) 540円
モカ黒無花果 421円

ジャンヌダルク フィスエペール
カンパーニュ 270円

ブーランジェリー ジラフ
特性湯捏食パン 290円

パンの森 クララ
ベーグル4種 計831円

駅弁
紅鮭はらこ飯 1150円

2018年11月22日木曜日

2018 J1リーグ 第28節 柏レイソル戦

スターティングメンバー

■1失点目
前半33分。
ハーフウェイライン右で岩波から青木へのショートパスがズレたせいで青木から橋岡へ出したパスも合わずに前に出た高木にカットされる。
こぼれ球に足を伸ばして青木が反応するも大谷の足元に入りオルンガへパス。
青木をかわしターンしてようやく前を向いたオルンガはセンターサークル中央の江坂へ。
江坂はダイレクトで縦に入れると瀬川に届く前にカットしようとしたマウリシオが瀬川の後ろ足に自ら引っかかり転倒。
抜け出したはいいもののボールを正確に収められなかった瀬川は槙野の戻りを許してしまうが例によって間合いをとったまま槙野は動かないので味方の上がりを待つ瀬川。
瀬川の右を江坂が追い越すとエリア内右ハーフスペースにスルーパス。
江坂はダイレクトで中へラストパスを折り返し、詰めたオルンガが左足で押し込み先制点。
最初は岩波のなんでもない小さなミスがきっかけになって他の選手のミスも積み重なりそれが最終的には失点という大きな負債となってのしかかってしまうのはサッカーという競技の妙を如実に表したシーンと言える。

■1得点目
前半37分。
DAZNが撮ってなかったせいでわからないが、高木の(レッズから見て)右からのスローインに瀬川と青木の交錯のこぼれ球を橋岡が前方へフィード。
敵陣ミドルサード右ハーフスペースで興梠が胸で落とし右アウトサイドを走る武藤へ出す。
後ろから高木が寄せ切る前に早めに中の長澤へクロス。
長澤はトラップしようとした右足を空振りするも長澤の左から寄せてきた亀川の左足に当たるとこれが絶妙なアシストになってボールを追い越したはずの長澤の胸元へ。
エリア内に抜け出した長澤は飛び出した桐畑の左、ニアサイドへ冷静にシュートを放ち同点ゴール。
相手のミスによる非常にラッキーなゴールではあったがミスを誘発したのは武藤の早くて鋭いクロスであり、運で転がり込んできたチャンスをしっかりモノにしたのは長澤の確かな技術。

■2得点目
前半40分。
岩波が最終ラインから相手のスルーパスを大きくクリア。
敵陣で桐畑が収めパクジョンスへ出す。
ミドルサード中央で受けるとゆっくり前進しながら出し所を探すパクジョンス。
中央からじわじわ歩み寄っていた興梠がハーフウェイラインを超えた地点で猛然とプレスをかける。
パクジョンスはおそらく右タッチライン際の亀川へ向けて蹴ったつもりのボールと思われるが飛び込んだ興梠の右足が触れて軌道が変わると左ハーフスペースの武藤の下へボールがこぼれる。
武藤へのコーチングで鈴木の裏へのボールを興梠が要求すると即座に出す武藤。
桐畑がかなり前に出ていることを確認しダイレクトで左足のループシュートを放つと美しい弧を描きながら桐畑の頭上を越えてボールはゴール中央へ吸い込まれた。
またも相手DFのミスからではあるが相手のミスを誘発したのは…(以下略

■2失点目
後半14分。
レッズ自陣深い位置(柏から見て)左から高木のスローイン。
後ろに戻したボールをクリスティアーノが受けると一気にエリア内中央目がけて右足でロングフィード。
このボールにマウリシオのマークを剥がした瀬川がフリーで難なくバックヘッド気味に頭で合わせると西川の手前でワンバウンドしボールはゴール左へと転がり同点弾。
この時エリア内には槙野、宇賀神、マウリシオとオルンガ、伊東、瀬川の3対3で数的同数で当然マンマーク。
ゴールを決めた瀬川のしたことはクリスティアーノが蹴ってから1,2歩ゴールに向かって移動しただけ。
たったそれだけでマークを外されボールウォッチャーになってしまっているマウリシオの守備が脆すぎて眩暈がする。
オルンガをマークしていた槙野は一応最後までボールとオルンガ両方をチェックできていた。
瀬川をマークしていたマウリシオはクリスティアーノが蹴る瞬間にはもう瀬川を見失って最後までボールだけを目で追っていた。
伊東をマークしていた宇賀神も蹴る前から既にマークを外され瀬川が空振りしたとしても落下点には伊東が先に入り万全の体勢で待ち構えていた。
擬似的なフリーキックのような形になっていたのは、一向に減らないレッズのセットプレーによる失点をスカウティングした賜物であったとするならば、柏からしてみれば偶然でも何でもなくこのゴールは「してやったり」なのでは。

■3得点目
後半35分。
ハーフウェイライン右サイドで相手のパスミスを奪った李がドリブルで縦に持ち運ぶ。
クリスティアーノのプレスをかわしアタッキングサードに差し掛かると中央の阿部へ横パス。
阿部はワンタッチで宇賀神へ左のスペースに出す。
ペナ左角でダイレクトでクロスを上げるもゴールエリア右角の李には僅かに合わずこぼれ球をエリア内右で武藤が拾う。
下がりながら中を確認して左足で中央の興梠へクロス。
ゴール正面で右足のボレーを合わせ勝ち越しゴール。
武藤にボールが入る直前は少し下がって鈴木の視界から消え、クロスを上げた瞬間飛び出して鈴木の前に出て最後は合わせるだけ。
たったこれだけの動作に浦和のエースの技術の粋が詰まっている、見事。

■ベストプレーヤー
武藤雄樹
ゴールこそ無かったもののこの日の3ゴール全てをアシストして90分フル出場。
セカンドストライカーとして如何なく力を発揮した。
その器用さゆえ橋岡が交代すると例によってWBのポジションに武藤が据えられるもののその豊富な運動量は全く衰えず本職ではないポジションで見事3点目をアシスト。
次点で岩波。
主にビルドアップ時に目の覚めるような楔の縦パスを最終ラインからズバズバ通していた。

■ワーストプレーヤー
橋岡大樹
マッチアップしたクリスティアーノには完敗し何度もファウル。
ズレるパス、通らないクロス。
無謀で独善的なミドルシュート2連発。
(前節3点目のきっかけにたまたまなったから調子に乗った?)
本人にとって間違いなく今季ワーストな出来だったと断言できる。
見ていたこっちは途中で怒りを覚えるほど。
今のレッズで右WGで不動のスタメンを張っているのは、ただ単にこのポジションの選手層が極端に薄すぎるだけであることを橋岡はもっとよく自覚すべき。
本職ではないポジションで決勝点をアシストして見せた武藤から多くを学ぶべき。

■総評箇条書き
  • 柏は序盤レッズDFライン裏のスペース狙いでロングボールを多用し瀬川やオルンガを走らせていた
  • レッズは後ろから相手の2列目を越してビルドアップ、特に岩波からの縦パスがキーになっていた
  • 16分の橋岡、17分の青木など球際の攻防でしっかり戦い勝てているのはやはり監督の指導の賜物によるものと思われる
  • 17分槙野からのサイドチェンジで敵陣深い位置で橋岡が胸で収めバックパス、岩波が受けると左の青木へ、青木はダイレクトで縦につけるとバイタル右で武藤が受ける、武藤は出してすぐ前に出た青木へリターン、クロスを上げると見せかけ左の長澤へ横パスを出してすぐダイアゴナルランした青木へ長澤のスルーパス、エリア内右ハーフスペースでグラウンダーのクロスを上げるも桐畑に右手でセーブされる
  • クリスティアーノとのマッチアップで真っ向勝負では歯が立たないせいか度々ファウルしないと止められない橋岡
  • 今シーズンずっと微妙だった西川のフィードがこの日は鋭く低いボールが中盤にバンバン入ってよく収まっていた
  • 28分にクリスティアーノの縦の突破からオルンガにシュートを打たれた危険なシーンは岩波が調子に乗って前に出過ぎていたせい
  • 後半強くなった雨脚の影響かあと一歩のところで通らないスルーパスが何度かあった
  • 56分、宇賀神が敵陣左サイド深い位置で軽く仕掛けて柏木へバックパス、下がって受けにきた興梠へパス、ハーフスペースで受けた興梠は逆サイドでフリーの岩波へ横パス、柏のスライドが遅れ目の前に広大なスペースが生まれていた岩波は一気に柏最終ラインの武藤へ楔の縦パス、エリア内ペナ右角で受けた武藤は細かいボールタッチで柏の選手を何人か引きつけてからバイタルまで上がった岩波へリターン、岩波はワンタッチでエリア内右ハーフスペースの長澤へ、絶妙なファーストタッチで上手く収めて前を向くと即座に右足のシュートを放つもボールは桐畑の正面で膝で跳ね返されてしまう
  • 65分、柏最終ラインで伊東がクリアしたボールに敵陣右サイドでクリスティアーノと岩波が競り合いこぼれ球をミドルサード右ハーフスペースで柏木が拾う、右サイドの橋岡へ展開するとその場でアーリークロス、エリア内センターの長澤がかろうじてバックヘッドで軌道を変えるとボールはエリア内左の興梠の下へ、右足のボレーで叩きつけるもボールはクロスバーに当たり僅かに枠を捉えられない
  • 73分、敵陣アタッキングサード右で岩波からサイドチェンジ、バイタル左ハーフスペースで興梠が頭で落とし左サイドゴールライン際で宇賀神が収める、ハーフスペースの槙野へバックパス、エリア内右ハーフスペースのあたりに右足で柔らかいクロスを入れる槙野、パクジョンスがクリアしたボールの落下地点に長澤が右足で収めペナルティアークで青木へ横パス、ワンタッチ入れてから左足のシュートを放つも左ポストを逸れて枠外
  • 77分、敵陣ミドルサード右から柏木のサイドチェンジ、左ハーフスペースで宇賀神が受け左サイドの岩波へ縦に出す、ワンタッチで宇賀神へ落とす岩波、一気にペナルティアークの興梠へ斜めにグラウンダーの楔、長澤はゴールに背を向けたままボールを受けに寄ってきた岩波へ戻すとダイレクトで右足を振り抜きミドルシュートを放つも右ポストを逸れてまたも枠外
  • 88分、ピンボールのようにロングボールを頭で跳ね返しあった末、李と鈴木の競り合いのこぼれ球を柴戸が敵陣ハーフウェイライン付近で収めるとそのまま左サイドを駆け上がりアタッキングサードに差し掛かると中央の李へスルーパス、李は飛び出した桐畑をかわし冷静にゴールへ流し込むもこれはオフサイド
  • お互いに失点が非常に軽い試合
  • この日は相手の前プレにハメられてビルドアップに苦しむといった場面が殆ど無かった
  • 最終ラインあるいはGKから中盤への長い縦パスが面白いようにズバズバ通っていた
  • レッズのビルドアップというのは宇賀神や橋岡等のWGを経由してサイドを中心にボールを運ぶことが多いが、この日は興梠や長澤や武藤らの選手が下りてきた際いい位置で受けて中央でボールを繋いでいた
  • それができるならいつもやれとは思うがおそらくこの日中央を多用できたのは、ボールを受けに行くレッズの選手の動きに対して柏の選手が誰も付いて行かなかったことが原因と思われる
  • 西川のロングフィードが何本も通ったのも柏の最終ラインと2列目の距離感が開きすぎていたように思える
<参考>
http://www.soccerdigestweb.com/news/detail/id=47998

2018年11月19日月曜日

2018 J1リーグ 第27節 ヴィッセル神戸戦

スターティングメンバー

■1得点目
前半22分。
アタッキングサード左ハーフスペースで武藤から横パスを受けた興梠。
誰も奪いに来ないので出し所をゆっくりと探し受けに来た長澤へ横パス。
長澤も右ハーフスペースの青木へ横パス。
再び左ハーフスペースへ戻し柏木が受ける。
パスを出してから上がった興梠と長澤のおかけで前方に広大なスペースができたため柏木はそのまま前進すると左のバイタルエリアまで進入したところで逆サイドへクロス。
橋岡に届く手前で橋本が頭でクリアするとボールは中央のバイタルエリアに。
落ちてきたところを長澤が右足で落としたところに後ろから詰めた青木が右足でシュートを放つとキムスンギュの逆をつき右手で触られたものの先制ゴール。

■2得点目
前半41分。
敵陣右サイドで武藤橋岡青木でパス交換をするもなかなかラインを破れない。
業を煮やし相手最終ラインから下がって受けにきた柏木が橋岡からの横パスをアタッキングサード中央で受けると最終ラインとGKの間に浮き球のフィードを入れる。
渡部と競り合いながら興梠は前に体を入れて滑り込むように左足を合わせるとゴール右隅へ流し込み追加点。
興梠には渡部が付いていたが興梠が左足で滑り込もうとする直前、渡部の手が興梠の肩にかかり倒したようにも見えかねなかったためPKを恐れギリギリで力を緩めてしまったのではないかと思われる。

■3得点目
後半7分。
自陣ミドルサード中央から興梠が右サイドへ出しボールが橋岡へ渡るとカウンター開始。
ガラ空きの右サイドを独走しアタッキングサードまで来ると目の前の橋本を無視するかのようなミドルシュート?を放つも橋本の腰のあたりにボールは当たり逆サイドの武藤の下へ。
武藤もトラップを誤りプレスバックした高橋に奪われる。
武藤が高橋を追うとゴールライン際まで退いた高橋がボールタッチをミスし見逃さなかった武藤がすかさず右足でループシュートを放つ。
キムスンギュは真上に飛んでなんとか右手の指先が触れるもボールは右のサイドネットに吸い込まれ3点目。

■4得点目
後半30分。
敵陣ミドルサード右で興梠がボールを奪ってショートカウンター。
前には誰もいないため一度柏木へバックパス。
右前方の武藤へ出す。
ハーフスペースで受けてゆっくり前進しバイタルで中の長澤へラストパス。
右足のファーストタッチで処理できずボールが流れたところを藤谷にクリアされる。
クリアボールはエリア内の右ハーフスペースで柏木が先に触りゴールライン際で収めると藤谷と橋本に挟まれながら逆サイドの長澤へ山なりの柔らかい右足のクロス。
長澤が頭で押し込み4点目。

■ベストプレーヤー
柏木陽介
相変わらず神戸戦で発動する柏木のエンペラータイム。
絶妙なコントロールの浮き球スルーパスと柔らかい山なりクロスで見事2アシストを記録。
他にも冴え渡るピンポイントなプレースキックやここぞという場面で見せる縦への突破も効果的。
前半35分のチャンスで決めていれば文句なしのマンオブマッチだったけどどうしても利き足で打ちたい性分が災いした。
次点で相手の楔のミドルパスを何度もカットしたマウリシオ。

■ワーストプレーヤー
なし
4-0で勝ったからというわけではなくレッズの選手にミスをさせるようなプレーを相手がしてこなかったため。
強いて挙げれば得点シーン以外は微妙だった興梠か。

■総評箇条書き
  • 試合序盤、ボールを握ってはいるもののなかなか前へボールを運べずロングボールを蹴らされる神戸
  • 神戸のぎこちなさはビルドアップ時のみならず9分や15分のカウンターチャンスにもまごついていて敵ながら勿体無いと感じた
  • 連敗以降、マリノス戦でもそうだったようにレッズはそれ以前よりやや前目のプレスを意識していた
  • 特に槙野はウェリントンにしろ長沢にしろ厳しくプレスをかけ前を向かせない守備を意識していた
  • ウェリントンとの空中戦を何度も繰り返し五分の勝負をする槙野は頼もしいが適当に蹴っ飛ばすだけのフィードはやめて頂きたい
  • 35分、自陣中盤から武藤のバックパスを受けた槙野が左サイドの宇賀神へ浮き球のフィード、下がりながらダイレクトで中の柏木へ折り返すと柏木もワンタッチで落とし宇賀神へ戻す、これも宇賀神がワンタッチで縦へ入れると敵陣ミドルサード左で武藤が受けすぐ様相手DFライン裏へのスルーパスを出す、左大外を駆け上がった柏木が収めペナルティエリアに左から進入して中へクロス、大崎がクリアするもボールは柏木の元へ戻ってくる、シュートフェイントで渡部をかわすと左足に持ち替えてシュートを放つも大崎の正面に飛んだボールは膝でクリアされ左のタッチラインを割る
  • 36分と38分に立て続けに背後からあっさりとボールを奪われる長沢駿はCFとしてはインテンシティが足りないのでは?
  • 長澤和輝のパスが度々ズレてうまく繋がらない場面が前半から散見されたのが気がかり
  • レッズの攻撃時にボールが右サイドに偏ると神戸の守備が右に引っ張られて中央で待ち構える柏木が広大なスペースを前にフリーで浮く場面が見られたが、2点目はそれで失点しているのに僅か3分後に同じ状況に陥る神戸の守備はかなりマズイのでは
  • 前半のヒートマップにもそれが表れていた
  • 後半レッズは分かりやすくポゼッションを放棄し撤退守備を選択
  • 後半早々に失点しても交代カードを切ってもそれほどペースを変えず淡々とボール回しに終始する神戸がよくわからない
  • いっそウェリントンを狙ったパワープレーでもやればまだ可能性はあったかもしれないがそれすらしてこなかった
  • 実際63分と64分と74分で得たCKではレッズの選手に競り勝って枠外とはいえゴールに向かってボールを飛ばせていた
  • レッズはセットプレーで終始危なっかしい守備をしていることだけが非常に気になった
  • 82分、敵陣ミドルサード中央から興梠が右サイド岩波へ出す、岩波は右ライン際の橋岡へ出す、橋岡はボールを受けに来た阿部へ横パスすると阿部はダイレクトで岩波までバックパス、岩波はサイドチェンジで宇賀神へ、槙野のコーチングで左サイドの空いたスペースへ出す宇賀神、槙野へ藤谷が寄せて一対一、縦から中への切り返しでシュートコースを作るとエリア内で右足を振り抜く、ニアサイドを狙ったシュートはキムスンギュの横っ飛びでゴールの外に弾き出される
  • 柴戸は短い時間ながら主に守備面で効果的なプレーでボールを奪い試合を締めた
  • 正直なところ何も参考にならなかった試合、それほど神戸のプレーは攻守に消極的で厳しさも激しさもなくレッズの選手を最後まで自由にプレーさせた
  • スコアこそ磐田戦同様の4-0だが内容には雲泥の差だった、レッズの出来どうこうではなく神戸の悪さばかりが際立つ試合だった
<参考>
http://www.soccerdigestweb.com/news/detail/id=47683

2018年11月15日木曜日

2018 J1リーグ 第26節 横浜F・マリノス戦

スターティングメンバー

■1得点目
前半42分。
宇賀神がシノヅカから受けたタックルで獲得したFK。
位置はゴールラインから16mほどの左ハーフスペースでキッカーは武藤。
キッカーの前に天野と仲川の2枚を立たせファーにレッズとマリノスの選手が密集する形。
武藤は右足で目の前の2枚と奥の集団のちょうど間に放り込むと蹴る前から走り出していた橋岡がゴールに背を向けたままダイレクトの右足で後ろへ戻す。
ゴール正面から18mくらいの位置で宇賀神が収めるとワンタッチから右足のミドルシュートを放つ。
ゴール右隅絶妙なコースを狙って敵味方何人もの選手をすり抜け飯倉も左手で触るのがやっとのミドルシュートが見事先制点になる。
広島戦で使い果たしたと思っていた年一の確変弾がまたも発動。
炎上と言っていいほど左サイドの守備でやられっ放しだった宇賀神が決めただけに失態を補って余りある価値ある先制点を生み出した。

■1失点目
後半22分。
最終ラインの扇原から自陣ミドルサード中央でボールを受けた天野は一気に最前線の遠藤へ低い弾道のロングパス。
裏を取られた平川は槙野と共にエリア内左で遠藤と対峙するもあっさり中へのグラウンダーのクロスを許す。
ややマイナス気味のクロスがウーゴに通るとウーゴについていたマウリシオはウーゴの細かいボールタッチに翻弄され転倒。
マウリシオを抜き切ってから左足でゴール右隅へのシュートを放ち同点ゴール。
確かに裏を取られているのは平川だが天野が出す瞬間、岩波は釣り出され槙野は後ろに残りレッズDFラインはぐっちゃぐちゃ。
遠藤は天野が出す前に平川の裏に抜け出しているのでオフサイドを取ろうと思えば取れたはず。
わずか3分前に交代で入った平川が穴となったレッズと、同じく直前に交代で入ったウーゴが結果を出し皮肉にも采配に大きな差がついた。

■2得点目
後半32分。
左サイドの長澤から敵陣センターサークル左で受けた青木。
天野が寄せてくる前に一気に最前線の武藤に裏抜け狙いのロングフィードを入れる。
マリノスDFラインの裏に上手く抜け出した武藤は胸で落とし左足のインサイドキックで落ち着いてゴール右へ流し込み勝ち越しゴール。
昨季のACL準々決勝1stレグ川崎戦でこの日レッズの唯一のゴールが青木から武藤のゴールで同じようなシチュエーションだった。

■ベストプレーヤー
武藤雄樹
右サイドに流れて橋岡との連係からの崩しはレッズの攻撃において最早お馴染みとなった光景ではあるが、この日9試合ぶりの出場となったマルティノスとの連係においても実にスムーズにパス交換していたのを見て、誰より欠かせない攻撃のピースは柏木よりも武藤なのではと思うほど。
実際に柏木に次ぐアシスト数でチームに貢献しているが、誰より自身のゴールを望んでいることはレッズサポーターはよく知っている。
そんな武藤に19試合ぶりのゴールが生まれそれが勝ち越し弾になったのだからサポーターなら嬉しくないわけがない。
次点でマウリシオ。
危険な楔の縦パスに出足よく飛び出してインターセプトというシーンが何度も見られ相手の決定機を未然に阻止。
終盤パワープレーの時間帯にはひたすら空中戦に勝利しロングボールを跳ね返し続けた。
失点に絡んだシーンは日産スタジアムのピッチ状態が劣悪なせいで足を取られ転倒したのだろうw
相手GKも転んでるし

■ワーストプレーヤー
なし
強いて挙げれば久々の起用で致命的なミスで失点に絡んだ平川か。
前半左サイドの守備で何度も裏を取られ炎上させた宇賀神か。
前半だけで交代させられてしまったマルティノスか。
いずれにせよ浮き彫りになるのはやはり選手層の薄さ。

■総評箇条書き
  • 2分、マウリシオが最終ラインから持ち上がって敵陣ミドルサードで一気に最前線の興梠へスルーパスを出すもオフサイド
  • 3分、敵陣左サイドライン際のチアゴから天野へスルーパスを出すと付いていた岩波は抜け出されゴールとの間に立ち塞がるもクロスを上げられたが必死に戻った宇賀神がクリア
  • 8分、敵陣アタッキングサード右から橋岡のスローイン、青木が受けて即橋岡へ戻し橋岡もバックパスすると岩波が受ける、岩波がスルーパスを出すとペナ右角で長澤が収める、ゴールに背を向けたままライン際の橋岡へ横パス、橋岡はダイレクトで山なりのクロスをファーサイドの興梠へ、興梠は胸で落とし左足でシュートを放つも飯倉がセーブ
  • 12分、相手に合わせていたのかわからないがボールを奪われてから素早いネガティブトランジションでボールを奪い返すことができていた(珍しく綺麗にハマったプレスだと思う)
  • 最近のレッズの試合ではあまり見られなかった前からのプレスがこの日は珍しく多く見られた
  • マリノスは縦に早く入れてからの裏狙いが徹底されていた
  • この日のレッズは攻撃に転じた際、相手のプレスによって前を向けない状況になっても後ろから人が出てくる動きでパスを引き出しそのまま追い越すようにゴールに迫る攻撃が何度も出来ていた
  • 19分、興梠に倒されながらスルーパスを出した天野のボールに仲川が反応し宇賀神を外から抜きGK西川とエリア内で1対1、股下を狙った右足のシュートは最後まで一歩も動かず読んでいた西川が体を倒しながら膝を畳んで足でセーブ、ボールは右ポストを直撃し正面に跳ね返ると後ろから詰めた遠藤がエリア内中央でダイレクトで右足のシュートを放つがすんでのところで岩波がシュートブロック
  • 仲川のスピードに宇賀神がついていけないことがわかると仲川を裏のスペースに走らせ再三宇賀神を狙い続けた
  • 仲川にはやられっ放しだった宇賀神だがシノヅカとのデュエルには負けずイエローカードを与え先制点に繋がるFKも獲得した
  • 12分バイタルで武藤との連係、17分一発で収めたトラップ、24分マウリシオの楔に下りてきてワンタッチでサイドの宇賀神へ斜めのパス等、要所要所でテクニックを見せるマルティノスだが決定的な仕事をするには至らない、ゴールに向かうにつれてミスが増えていくような気がするのは気のせいだろうか、相手の激しいプレス時にミスをさせられるならともかくノープレッシャーではもう少し余裕が欲しい
  • 1点リードしてる展開でファウルからのクイックリスタートを(敵陣で攻め込むチャンスならまだしも自陣深い位置で)選択する理由が分からないしオリヴェイラがそれを指示しているとは到底思えないので無策でそれをやった橋岡を叱ってほしい
  • 荻原は今季リーグ戦では最も長くピッチに立ったが犬のようにボールを追い回すしつこい守備は効いていたし実際に奪えたシーンも何度かあったが奪った後の判断はまだまだ、マルティノスとの交代で入ったのにいざボール持ったらマルティノス同様縦に仕掛けてボールロスト連発するのは残念すぎた
  • マルティノスも荻原もこの日以来出場できていない
  • 58分、マリノス自陣最終ラインのシノヅカが右サイドライン際の仲川へ長めの縦パスを入れると読んでいた宇賀神がインターセプトし右の興梠へパス、興梠は少し持ち上がって敵陣ミドルサードで長澤へ縦パス、長澤はワンタッチ入れて武藤へ斜めにパス、バイタル中央やや右で受けた武藤は長澤へ出した後真っ直ぐゴールへ向かって走り出していた興梠へライン裏へのスルーパス、おそらく股下を狙ったと思われる興梠の右足のシュートは飯倉の飛び出しによりセーブされる、19節川崎戦の先制点を彷彿とさせるシーンでありあの難しいシュートを決めたもののあの日以来ゴールから遠ざかっていた興梠だからこそ決めて欲しかった
  • ウーゴヴィエイラが投入されると度々裏を取られるようになるレッズDF陣
  • レッズが失点して以降、分かりやすく平川の穴を狙った左サイドからの攻撃が増えたが勝ち越して以降は平川も必死でボールに食らいつき水際で危険を阻止した
  • 何度もやられているのに80分経ってもなお天野をバイタルでフリーにするレッズの守備
  • 82分、自陣深い位置右サイドからマリノスのスローイン、受けにきたウーゴのトラップミスを宇賀神が背後から足を出して興梠へ繋ぐ、興梠はそのままリターンし宇賀神へ、ライン際の荻原へ出すと三度目の正直でようやくシノヅカをファーストタッチで抜く、そのまま左サイドをスピードに任せて単騎独走、敵陣ミドルサードを過ぎたあたりで細かいボールタッチを混ぜてバイタル左まで来たところで右足でニアを狙った地を這うミドルシュートを放つも飯倉がガッチリキャッチ、少なくとも枠内には飛んでいたし最後にシノヅカに借りを返せたのは荻原にとってまだマシな試合となったのでは
  • マリノスは試合終了に向かうにつれ単純なクロス、ロングボールが増えパワープレーにシフトしていったが単純な空中戦のほうがレッズとしては守り易かった
  • 興梠がどれだけセットプレーの守備に自信があるか知らないが最後に意図的に仕掛けたあのファウルは狙い通りだったとしても賢明だとは思えない、直近の3試合で1点ずつセットプレーから失点しているのを忘れているのだろうか
  • とは言え、あの時間帯誰より必死に守備に奔走していたのは興梠だった
  • 橋岡vs遠藤は概ね橋岡の勝ちだけど宇賀神vs仲川は宇賀神の負け、それと荻原vsシノヅカは荻原の負け
<参考>
http://www.soccerdigestweb.com/news/detail/id=47350

2018年11月12日月曜日

2018 J1リーグ 第25節 セレッソ大阪戦(途中まで)

スターティングメンバー

(注意)
この日は雷雨でキックオフが30分延期されたため録画したテレ玉の映像は70分までで終了。
残りの20分は録画し損ねたため70分だけの評価と思って読んで頂きたい。

■1得点目
前半11分。
レッズ自陣右サイドからセレッソのスローイン。
一番高い位置をとっていた柿谷へ投げ入れるも読んでいた岩波がペナルティエリアの右ライン上でカットしダイレクトで柏木まで跳ね返す。
ディフェンシブサード右で柏木が杉本からのプレスに耐え前を向き背後に片山、前方にソウザとオスマルを引きつけて二人の間から縦パスを通す。
ミドルサードで興梠がワンタッチで柏木の左にいた青木へ戻すと青木もワンタッチで武藤へ出す。
中央で後ろ向きで受けた武藤は左サイドを駆け上がる宇賀神へ反転しながらスルーパスを出す。
宇賀神はバイタルエリアで木本の股を抜き縦ではなく中へ向かってカットインするとペナルティアーク中央でエリア内右ハーフスペースの李の足元へパス。
四方を敵に囲まれながらもここしかないという狭いコースを倒れながら左足でシュートを放つとボールはゴール左隅へ吸い込まれた。
自陣深い位置で岩波がカットしてから李がシュートを放つまで15秒、これぞパーフェクトカウンター。
倒されずにボールキープして興梠に繋いだ柏木もワンタッチで繋いだ興梠も青木も、そして宇賀神へドンピシャのスルーパスを出した武藤も、長い距離を走ってセレッソDF陣を横に切り裂いた宇賀神も、素晴らしいシュートを決めた李も何もかもがパーフェクト。
25節にして年間ベストゴールが決まってしまった瞬間かもしれない。

■1失点目
前半27分。
レッズ自陣中央で興梠がソウザへのタックルでファウルをとられセレッソにFKを与える。
ソウザは左サイドにフリーで浮いていた片山へグラウンダーのロングパスを出すと片山は右足でファーサイドへ山なりのアーリークロスを放り込む。
エリア内で木本とマウリシオが競り合うとボールは逆サイドへのハイボールになる。
このボールの落ち際を杉本が左足のボレーで合わせるとボールは右のポストに向かって転がっていき宇賀神が付いていたオスマルが倒れながら左足で合わせ同点ゴール。
まずあの位置でFKを与えた興梠の迂闊なファウルに不満、片山を誰も警戒せずフリーでボールを上げさせたことも不満、空中戦で競り勝てなかったマウリシオに少し不満、先に触れなかった宇賀神に不満、西川も少し不満。
ただ、計4度も左右に揺さぶられ内2回は不運も重なったようにも見えるので上手く合わせたセレッソを褒めるべきかも。

■2失点目
後半52分。
武藤が興梠へ出したスルーパスをカットされ細かく繋いでオスマルが一気に前線の杉本を狙ってロングフィード。
ボールは右に流れディフェンシブサード右で杉本が収め槙野が対峙する。
反転してバックパスするとペナ右角で木本が受ける。
さらにバックパスしてソウザがバイタルで受ける。
寄せてきたマウリシオに対し左へワンフェイント入れると豪快に右足を振り抜きゴール右上隅に突き刺さるミドルシュートで逆転。
どうしようもないゴラッソではあるもののワンフェイントであっさり体を振られシュートコースをガラ空きにしているマウリシオに対してどうしても拭えない不満。

■ベストプレーヤー
宇賀神友弥
先制点を演出したカットインもラストパスも絶妙。
守備もいつものような間合いをとるだけで足を止めてじっと待つだけの守備ではなく体をぶつけて球際を厳しく奪いに行く場面も散見され戦う姿勢を攻守で見せつけた。
後半調子こいてカウンターチャンスをみすみす潰したシーンだけイラッとしたが。
次点で質の高いクロスとスルーパスで決定機を複数回演出して見せた武藤。

■ワーストプレーヤー
なし
90分見ていないためワーストの決定は避ける。

■総評箇条書き
  • レッズは序盤、サイドからのシンプルなクロスから複数回チャンスメイクしていた
  • お互いにフワッとした試合の入りからいきなりファブリシオのアクシデント、交代で入った李の先制ゴールと急に試合が動いた序盤
  • 13分、キムジンヒョンのロングフィードを自陣ミドルサードでマウリシオが胸で落とす、中央へ移動しながら前線の李へ浮き球のフィード、李は山下を背負いながらこれを収めると一旦山下から離れ左からボールを受けにきた武藤へ横パス、一瞬待って縦のスペースへ出すと走り込んだ興梠がエリア内でダイレクトでシュートを放つもグラウンダーのボールは右枠の外
  • 久々のKLM揃い踏みだったがコンビネーションは未だ錆付いていなかった
  • 先制された側は取り返そうと前への圧力を強めるチームが殆どだがこの日のセレッソは先制される前と後でペースを変えず冷静に試合を進める
  • 15分と20分に左サイドに張っている宇賀神へ出してダイレクトで中へ折り返すシーンが見られたがレッズの攻撃の鍵になっていたのは宇賀神のポジショニングとパスだったように思われる
  • 22分のソウザのFKは、岩波はヨニッチに付き切れていないし西川は軌道を見切っていたわけじゃないしそもそもあの位置でFKを与えるファウルをした槙野も不用意だしということでレッズの守備はかなり怪しくなってくる
  • その5分後に興梠が同じような位置でファウルしFKを与え結局それが失点に繋がったことからも、この日のレッズは余りに無駄なファウルが多かった(ミスジャッジもあったとはいえ)
  • 失点して以降の山下の李への警戒心MAXな守備のせいでなかなか李にボールが収まらなかった
  • 後半開始早々、またも興梠のファウルによるFK献上からポスト直撃のあわや逆転弾を食らいそうになる
  • 47分、レッズ自陣で清武にボールが入った瞬間DFラインから飛び出し猛烈なプレスをかけるマウリシオ、たまらず清武がバックパスすると武藤が左足でカットし流れたボールを興梠が収め柏木へバックパス、柏木はダイレクトで右サイドへ縦に出すと李が少し持ち上がると外側から片山と何故か橋岡の2人からプレスを受け柏木へバックパス、敵陣ミドルサード右で収めた柏木はアタッキングサード中央の武藤へ楔の縦パス、これをフリックしてボールはバイタル中央の興梠へ渡る、一瞬出し所を探すも誰もいないため上がった武藤へリターンする興梠、少し待って左から上がったエリア内の槙野へパス、クロスを放り込むと見せかけまたも武藤へリターン、ワンタッチ入れてから左足でシュートを放つもミスキック気味で力なくGK正面に転がったボールをキムジンヒョンが難なくキャッチ
  • 武藤のフリックが入った瞬間外ではなく中に入ってきてしまう宇賀神がまず残念、槙野のリターンをダイレクトで打てない武藤も残念
  • 橋岡が無謀な仕掛けでボールロストするのはわからなくもないが柏木がそれをするのは疑問、本人的には勝算があるのだろうか
  • 55分、敵陣ミドルサード左で槙野から武藤、武藤から宇賀神へ縦に繋ぐ、ライン際で松田と対峙するとワンタッチから一気にスピードアップし縦に仕掛け切り返しから中へのクロス、前に体を入れたヨニッチが触れず興梠が膝で落とした瞬間山下に後ろから倒される、倒れたまま左足のアウトサイドで蹴ったボールはキムジンヒョンに右手でセーブされ山下がこぼれ球をクリア
  • カウンターは試合を重ねるごとに鋭さを増しているしレッズの良さを一つも出せず負けたわけでは決してないが、ファブリシオの負傷交代というアクシデントが無かったとしても勝てていたとは思えない
  • 特に先制してからの試合運びの拙さ甘さに関してはまだまだと言わざるを得ない、前節も前半に先制してからのあっという間の同点ゴールで追いつかれているのだから
  • 信じられないことに即笛吹かないどころか流そうとした?
<参考>
http://www.soccerdigestweb.com/news/detail/id=46624